スマホ充電器「ChargeSPOT」というのが都内にあります。
詳しくは公式のページを見ていただくのが早いのですが、
チャージスポットは、日本初の持ち運び可能なスマホ充電器のシェアリングサービスです。「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに、充電不足によるストレスを無くし、より良いライフスタイルをご提供します。
https://www.chargespot.jp/
「どこでも」とありますが、当然設置されているところでしか利用できないです。
今は主に都内でその勢力を絶賛拡大中のようですね。
スマホを突然充電したくなってしまった人向けのサービスというわけです。
さて、気になる料金ですが、
最初の30分未満で165円、48時間まで330円。そのあと1日330円で使用できます。
※レンタル開始後120時間(5日間)を超えた場合は、合計3,300円(利用料、違約金1,980円を含む)の支払い義務が発生します。
https://www.chargespot.jp/
しかし、一部において、借りると、
「48時間までの使用で料金が1円でOK」
というキャンペーンを実はやっていました。
期間限定で、しかも一部の設置場所でしかやっていなかったので、私はまんまとこれにひっかかり
「これは試してみるチャンスかもしれない」
と考えて使用してみることにしました。
使用方法は公式のホームページなどですべて説明されていますが、
基本的には、
スタンド内に残機がある設置場所に行く→スタンドに貼ってあるQRコードを専用アプリで読み込み使用開始→実際にスマホにケーブルを差し込む→使用が終わったらスタンド内に空きがあるところに返す
これだけのようです。
私は面倒なので使っていませんが、残機が存在するかどうかは専用アプリで予め調べることが可能なようです。
もっとも、初めて使う人が注意しなければいけない点は、現状の仕様では、
「専用アプリをダウンロードしたり、実際にそれを使用するためには少なくともスマホの電力がわずかでも残っている必要がある」
という点でしょう。
つまり、そもそもスマホの電力がピンチなのでこの手の商品に頼りたくなるわけですが、スマホの電力が0だとそもそも借りることが困難になるので、例えば、残り10%ぐらいになったあたりの絶妙なタイミングで使用することになると思われます。
因みに、初めてこれを使用する人は専用アプリをダウンロードする必要があるため、それに耐えられるだけの電力が必要です。
支払い方法についても当然使用前に入力する必要があるため、クレカ情報などを予め用意しておく必要があるでしょう。
この辺りの細々とした処理に手間取っているままに電力が0になると借りられなくなります。
したがって、この手の商品のように、大ピンチの時に頼りたくなる商品であるにもかかわらず大ピンチの時に初めて使用するのが難しい商品は注意が必要ではないか、と考えています。
例えば、広範囲に停電が起こってしまって、この商品が必要になってもその需要があまりにも多すぎて残機があるスタンドが周辺に残っていないという事態もあり得ます。
この辺りを考慮すると、本当にいざというときに頼りになるのかはやや疑問が残るでしょう。
さて、実際に使用してみた感触ですが、
まず、ケーブルは当然3種類もあるので、問題なく私が所持しているスマホでも使用できました。
また、ほぼ電力0の状態から100%までフル充電するまでには、1時間強かかります。
また、実質的に、充電できるのは、電力0%→100%が2台分までのようです。
すなわち、1台を借りてこれを最大限使用することを想定すると、スマホ電力0%が2台分で、かつ、2時間強時間がかかるということになります。
さて、ここで料金体系を振り返ってみましょう。
最初の30分未満で165円、48時間まで330円。そのあと1日330円で使用できます。
※レンタル開始後120時間(5日間)を超えた場合は、合計3,300円(利用料、違約金1,980円を含む)の支払い義務が発生します。
https://www.chargespot.jp/
↑ですね。
この料金体系をみると分かりますが、ほとんどの人は、よっぽど節約意欲が高い人を除くと、2時間強使用すると考えられるので、330円かかると思っていた方が良いと考えられます。
私が使用した感覚だとこれを30分未満に抑えようとすると、スマホ電力0→50%ぐらいしか期待できません。
この辺りの感触を念頭に入れて使用してみるのが良いでしょう。
正直、ほとんどの人は充電器を日常的に所持していると思われるので、今後この商品がどこまで需要を伸ばせるのかは不明です。
また、災害時などの緊急時には使いたくても使えないという可能性が高いという絶妙な商品だと思っています。
さらに、上にも書いたとおり、初回使用時には面倒なアプリダウンロードなどを行わなくてはいけない(ぶっちゃけ面倒)ということも考えると、平時において一度試してみてこの商品の感触をまずは知っておくと良いのかな?という感触です。
48時間まで1円で使用できるキャンペーンを私のように現実的に使用できる人とそうでは無い人がいるかもしれませんが、チャンスがあれば試してみても良いのではないか、と感じました。
キャンペーンは以下を参考にどうぞ↓