マネーリテラシーが高ければ良いとは限らないという話

システム構築
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Twitterで資産形成を頑張っている人のツイートをみると、

「マネーリテラシーが大事!」

という話がたくさん出てきます。

私自身も、資産形成に当たってマネーリテラシーといいますか、お金に関する適切な情報をしっかりとリサーチすることの重要性は身にしみて感じます。

私は金融資産に対する投資を行う場合には、積立NISAではなく、一般NISAを使っていたり、敢えてiDecoを使用しないという判断をしていたりしています。

これは、私自身の毎月の入金余力や、どのタイミングでお金を有効活用したいのか(老後のための資産形成を行う気が無い)というコンセプトに基づいた判断を行っているのでしばらくはここから変えることはないと思っています。

私のこの判断に対しては賛否両論があるとは思いますが、結局資産形成に関してはその人の置かれた状況や将来におけるビジョンによってその方法論が変わってくるので、一義的な、具体的な100点満点の万人に勧められる方法はないとうことになると思います。

それはそうとして、そもそもマネーリテラシーなるものがどの程度必要なのか?という問題もあると思います。

これは、同年代の友達と話し合っているときに感じました。

私「去年(2020年)の年収っていくらだった?」

友達「わからない。給与明細とかまだ見てないや。ごめん」

私「去年の年収を把握していないということは、ふるさと納税もやっていないってこと?

友達「いや、やってるよ。」

私「年収を把握していないのに?

友達「実は、親におよそ20万円から30万円くらいでふるさと納税の分の購入をお願いしていて・・・・・・」

私「・・・・・・?どんぶり勘定でふるさと納税をしているってこと?」

友達「そうだね。正確な額を計算できないし、そもそも実家暮らしだとふるさと納税で食べ物を頼んでも仕方が無い感じがするから、母親が適当にお米と買ってくれているんだと思う。あんまりよくわかっていない。厳密にふるさと納税の計算をしているだなんてすごいね。

私「なるほど・・・・・・」

そう、この友達、実は都内に持ち家のある実家暮らしの人なのです。

都内持ち家の実家暮らしでかつ、親も年収があるため、住居の維持費用も最小限で済む上に、食べ物を購入するお金にもそもそもさほど困ってはいないわけです。

会話の中で出てきたふるさと納税額について見れば分かるとおり、実はこの友達自身の年収も1000万円を超えています。

端的に言うと、少なくともお金にさほど困っていない家庭ということでしょう。

したがって、ふるさと納税についても制度やその活用方法はおおよそは知っているものの、わざわざふるさと納税の上限額を厳密に計算したり、楽天経済圏で最大限の恩恵を受けるためのリサーチなどはしていないわけです。

従って、マネーリテラシーとしてはあるとはいってもさほどは高くないという評価になると思います。

しかし、それは個人的には部分的な評価に過ぎないと考えています。

すなわち、この友達は、大してふるさと納税について調べてはいないものの、逆に言えば、最適な恩恵を受けるためのリサーチに要する時間や思考の苦労を味わっていないため、その分より本当に大切なことに時間を注力することができるわけです。

人生においては、お金も必要ですが、お金だけが人生ではないので、もしかしたら一定の状況に到達したら、マネーリテラシー高めるための労力は敢えて割かないという判断も重要になってくるのではないか、と友達の話を聞いて感じました。

ポイント等でお得な情報をゲットするのも大事ですが、それ以上に限りある時間が資源として大切であるという感覚も同時に大事になってくるのかなと改めて感じます。

このように考えると、お金の事を考える時間は多すぎてもダメで、少なすぎてもダメということになりそうです。

このように考えると、マネーリテラシを極限まで高める方向にいくのではなく、最小限の労力で最低限のお金に関する情報を得るためのシステム作りが重要になってくるのではないかと感じます。

このような意味でも、SNSでお金に関する情報を発信してくれる人をフォローしたり、お金に興味がありそうな人との人間関係上の繋がりを大事にするなどの細かい面倒なことでも意識して整えていくことも改めて重要になってくるのだと思いました。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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