今日は手元で、自分の部屋の中でどの家具や家電、設備をどのぐらい使用しているのか、改めて見直していました。
まず、ベッドはほぼ確実に毎日使っているようです。コロナ禍であるため旅行などになかなか行けないためですね。
また、机もほぼ確実に毎日使っているようです。本を一時的に置いたり、ちょっとしたパソコン作業をしたりしているようです。
また、家の浴槽もほぼ毎日使っているようです。単純に毎日お風呂に入るからですね。
また、家の化粧室もほぼ毎日使っているようです。
しかし、それ以外の物については、毎日欠かさずに使っているのか怪しいのではないか、と思い始めています。
例えば代表的なのは、椅子です。
当然、椅子という物は机とセットになっているのだから、毎日使っているのだろうと思いこんでいましたが、意外と使っていない日があるのではないか、ということに気づきました。
というのも、パソコン作業などを初めとした作業を行う際に椅子を使う必要性がないようにレイアウトを予め工夫しているためです。実は椅子がそこまで必要が無いのではないか、という疑惑が生じています。
また、洗濯機も意外と毎日は使用していないですね。というのも家族で暮らしているわけではないので、数日に一度だけ纏めて洗濯機を回せば済むためです。
このように、考えていくと、家の中にあって、必要性をある程度感じている家具や家電であっても、使用頻度が意外と少ないものがあるようです。
コレに気づいてしまった時点で、当然私の中では、「毎日使っていない物を本当に所有物として家において置いておくべきなのだろうか?何か代替手段はないのだろうか?」と考え始めてしまっています、もはや職業病と化しています。
毎日使用する物であれば、所有物として手元に置いておく価値があると自信を持って言うことができますが、そうではないのであれば、家具、家電のリースやスポットでのサービスを使用することで代替可能ではないのか?と思わずにいられないのです。
前者のリースを使用するのはかなりやりにくいとは感じますが、スポットでのサービスならば、Uber eatsのようなサービスが存在するならば、それを活用するという手段があり得ます。
一応、洗濯機に関しては、洗濯代行サービスなるものが既に存在しており、高いですが、これを使用することが可能です。そもそもの、洗濯機が持つ効用が、洗濯機という物体そのものではなく、それによって提供される衣類が綺麗になるという効用なので、サービス業化しやすいのでしょうね。
一方で、椅子となると結構難しいと感じます。というのも、椅子の持つ効用は、椅子という物体そのものを使用することによって生じていると言えそうだというのが大きな理由です。この視点で考えると、家具リースをするという代替手段しか存在しなくなってしまいます。
しかし、もし、仮に、椅子の効用が、「一定の作業をする際に身体を疲れにくくする」という効用であると整理し直すことができたら、コレは何らかの形でサービス業化することが可能かもしれません。
そもそも何故私は椅子なんて物を使用していたのでしょうか?
よくよく考え直してみると、そもそもこのようなことをまともに考えたことがないと言うことに気づきました。
もしかしたら、椅子に期待される効用というのは、私の常識的な感覚とは違うところに実はあるのかもしれません。
単純に椅子について考えるだけなのに不思議な気持ちです。
こういう新たな発見があるので、定期的に自分の生活を数字として見直してみるというのは大事なことなのかもしれませんね。
上記のように、必要性があると自分が認識している物であっても、「果たして本当に毎日使用しているのか?」という風にチェックしてみると、その必要性に関してもかなり物によってその程度に差があるという新たな発見があると思います。