今、『LIFE SPAN 老いなき世界』を読んでいます。
この本に対して一番関心を持ったのは、帯にある
誰もが人生120年時代を若く生きられる
というフレーズに強烈にひかれたからです。
どうやら120歳くらいまで人が生きることが可能であるという話が出てきているようです。
健康な人生の時間が長ければ長いほど単純にチャンスが広がるのですから、どうすれば健康寿命を延ばすことができるのかという視点が大事になるのかもしれません。
120年若く生きられたら色んなことができそうだという妄想
私の中では、女性の平均寿命である88歳あたりまで生きられるという想定でずっと考えていました。
しかも、健康寿命はそれよりも10年近く早いということでしたから、まともな状態で生きることができるのは78歳くらいまででしょうか。
私は20代なので単純計算で行けばあと50年くらい持ち時間があるということになると考えていました。
しかし、ここから先、人生120年時代が可能になるとしたら、単純計算であと100年くらい持ち時間が実はあるということになります。
地味ですが、これはかなり大きいでしょう。
私の持ち時間が2倍以上になる可能性があるのです。
人生は一瞬一瞬の選択と無意識レベルの習慣の連続で構成されているといっても過言ではないので、この持ち時間、可処分時間が延長されればされるほど、良い選択を普段からできていて、良い習慣を普段から持っている人というのは、複利の力でより良い結果を手に入れることが可能になると考えられます。
もちろん、これは逆の場合もあり得ます。
普段から悪い選択をしていたり、悪い方向に進まざるを得ない習慣を持っている人は、人生が進めば進むほど、時間がたてばたつほど悪い方向の複利が働いてしまい、
「もはや、これ以上人生を進めているくらいならば、もう人生を終わらせてしまった方がマシなのではないか」
と本人自体が思ってしまう可能性があります。
まさに、人生のリボ払い状態です。時間がたてばたつほど負債が積もり苦しくなります。
世間ではいわゆる「長生きリスク」ということも言われていますが、
「長生きリスク」というのは要するに、健康を害してしまいそれの治療のための医療費によって手元の資金が枯渇してしまうことや、健康を著しく害していなかったとしてもそもそも年金などが最低生活費までもらえずに緩やかに詰んでしまうという状況かと思われます。
逆に言えば、この辺りをリスクヘッジしてしまえば、より良い人生を送ることが可能になるのではないか、と考えられます。
お金の問題については結局健康な状態を保てば年をとっても労働によって賃金を得ることが可能になるわけですから、やはり健康に普段から気を使うということは非常に重要であるということを改めて感じます。
このように、健康寿命をできるかぎり延長することによって、他の習慣や取り組みと合わせて自分の人生をより良くしたい、天才でもない限り時間をかけないと決して果たすことができないより良い結果や、理想や夢を手にしたいというのが私が健康を重視する理由、動機づけです。
健康のために今後気を付けたいこと
よって、健康のために今後は良い習慣作りをすることに気を付けたいと思っています。
具体的には、
・食事
・運動
・口腔ケア
あたりをまずは重点的に対策したいと考えています。
まず、①食事についてですが、
これはまず、「有害とされるもの、比較的よくないとされるものは食べない、摂取しない」ということから始めたいと思います。
具体的には、お酒、たばこあたりはほぼ禁止することにしたいと思います。
お酒は飲めないキャラで行きたいと思います。妥協するとしたら白ワインです。
次に、お菓子をはじめとした高カロリーかつ栄養があまり入っていないものもなるべく避けたいと思います。
人におすそ分けしてもらった時には喜んで食べたいと思いますが、逆に言えばそれ以外の場合には食べないことにします。
どうしても、お菓子を食べたくなったら、アーモンドをはじめとしたナッツ類を食べようと思います。
あとは、プロテイン食関係ですかね。それくらいだったらなんとかできそうです。値段が高いのがちょっと気になりますが……
とりあえず、良くないものを売ってがちなコンビニにはなるべく近寄らないということが重要でしょう。なるべくお菓子コーナーには立ち寄らないようにします。
次に、②運動習慣ですが、これはゆるやかに腹筋ローラーとか、ジムに行く必要のない緩い運動をやればいいのではないかと考えています。
正直、運動についてはきつめに始めてしまうとほぼ間違いなく挫折する未来が見えるので、本当に緩やかにやっていきたいです。
ジムに行く人もいますが、ジムに行って運動をしようと考えている時点で、ジムに行かないとか、ジムに行けない事情ができた瞬間に挫折すると思います。
最近だと、コロナ禍によって運動習慣が消えた人もいるのではないかと思います。
まあ、一日に腹筋ローラーを1回でも触るだけでも合格というレベルがいいと思います。意識低い感じで行きましょう。
一日10回やろうとか考え始めた瞬間に挫折の未来が見えます。
とりあえず、腹筋ローラーはすでに持っているのでこれをベットの脇に置いておきました。これによって、眠くても手を伸ばせば触れる位置として、触るだけでも合格とします。
最後に③口腔ケアですが、まあ、歯磨きちゃんとやれという話ですよね。
私はデンタルフロスを持っていなかったので、この点が不安でしたので、楽天市場にデンタルフロスを突っ込んでおきました。
次の楽天マラソンの際には一気にまとめ買いをする予定です。
また、週明けには定期的ケアとして歯科の診療の予約を入れたいと思います。
個人的には保険を利用すると現金の支出があるのが本当に嫌なのですが、仕方がありません。併せて口座から現金を用意したいと思います。
電動歯ブラシなどを買うという方向性もありますが、まあ、まずは①食事、②運動習慣から力を入れていきたいと思います。
一気に始めようとすると崩壊するので。
目指すべき方向性としては、
「まあ、そこまで普段から気を付けているのならば、そりゃあ健康でいられるよね、」と言われるような状態を目指すことがさしあたりの目標です。
そのためにはとりあえず、良い習慣を身に着けようとかいう意識の高いところから取り組むのではなく、悪い習慣をまずは断捨離するという視点から始めるのが良いと思います。
できれば、無意識に健康に良い習慣が身につけばいいのですが、それはまだ遠そうです。