今の勤め先で働くありがたさ

不動産
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私は新卒で入社する当初よりも少し前の段階から、経済的自由をいつか手にして、勤め人を卒業したいという気持ちを強く抱いていました。

それは、勤め人として生活のために自分の意に反する労務を行わなければならないという立場を強いられることに対する警戒心のような物が非常に強かったです。

実際に、社会人1年目はどうしても仕事に慣れることに専念しなければならず、自分の時間も全然取ることができなかったので苦しい思いをすることが多かったです。

慣れていないが故の仕事が終わらないという事態もかなり発生し、しかも、リモートワークも全然進んでいなかったため、深夜に来るメールも勤め先で対応しなければならず、結局帰りも深夜になってようやく、、、ということも多かったです。

その頃は、ずっとこんなことやっているのは嫌だな、とか、とにかくキツいという思いが強かったのを思います。

土曜日や日曜日に目を覚ましても背中が痛くて一日中起き上がれず、まさに平日の疲れを癒やすためだけに土曜日や日曜日を消費していたのです。

とはいえ、土曜日や日曜日もそもそも休日であるとは限らず、仕事があるときにはあるので、そのような場合には起き上がりたくもない身体をむりやり押して休日出勤することもありました。

こうして、いつの間にか一週間が終わっていました。

社会人1年目の思い出を語って下さいと言われると悲しい話ですが何も出てきません。

そもそも、仕事が分からないので全然進まないというのも地味にきつかったです。

それが社会人2年目に入ってコロナ禍に入ってからは少し変わってきたと思います。

リモートワークが少しずつ導入されるようになってからは、メール対応のためだけに勤め先に行かなければならないということは無くなりました。

相変わらず、深夜におけるメール対応も求められたりするのですが、それでも、ちょっと家で寝て休んでからすぐに起き上がって対応できると言うだけで全然違います。

また、社会人2年目に入ってからは少しずつ仕事も覚えていけるようになった部分も出てきているので、その部分は頭を使わずに処理をすることができているということもあり、脳内エネルギーの大半を雑用に用いてしまうということもかなり減ってきています。

何度も何度も似たような仕事をしなければならないのは未だに確かに苦痛ではあるのですが、一度上手く遂行することができた仕事は2回目からは余計なエネルギーが浪費されることなく処理することができるため、かなり省エネしながら仕事を進めることもできるようになりました。

例えるならば、最初に自転車の補助輪を外して運転するのはかなりサポートが必要で難しいですが、上手く運転することができることが分かって慣れたら難なく自転車を使いこなせるようになるというイメージです。

個人的に、このような「自転車の補助輪外し」のようなことがあらゆる分野でできるようになることが経験を積んでいるということなのかなと考えています。

そのように考えると、一定の業務経験を一つの勤め先で積むことで、差し当たりその勤め先における業務効率は少なくとも上がるため、頑張れば省エネモードで給与所得をもらう権利を手にすることはできるのだなと言うことはわかりました。

これによって、省エネで特定の取引先から給与所得をもらえるようになったという意味では今の勤め先に感謝!ということは考えています。

もちろん、勤め人として、勤め先における業務をいくら効率よくこなせるようになったところで、能力としては「その勤め先で通用する経験値」でしかないため、幅広い分野に応用が利くのか、と言われると疑問は確かにあり、リスクヘッジはなかなかできないという現実はあります。

しかし、それは他の勤め先や業界などに目を向けることで、勤め先における経験を抽象化して普遍化することはある程度であればできるとは思いますし、

いつまでも今の勤め先に依存していることこそがリスクであるという認識である人は副業を始めとして他の勉強もしようという意識も自ずと出てくると思われるので、気持ちさえ特定の勤め先に依存しなければ問題は無いのかなと考えています。

最近は、不動産投資を本格的に検討していますが、融資条件について金融機関にヒアリングをしていると、今の勤め先のありがたみがよく分かります。

やはり、社会人なりたての人というのは単純に社会的な信用性がないため、どうしても最初の段階では「どのような勤め先に入っている若者なのか」という視点で見られてしまいます。

そして、ある程度良いとされる勤め先に入っているとやはり感触が非常に良く、現状の情勢でも融資条件についてはある程度考えてくれるという話がとても多いです。

自分の実力ではなく、勤め先の実力でどうしても判断をされてしまうというのは悔しいのですが、私自身が何か強い実績を有しているわけではない以上は仕方が無いのかなと考えています。

最初から何かしらの成果を出している人はそのまま突き進めば良いのですが、私のような人は最初は今の勤め先のようなところに助けてもらって徐々に実力を付けるという方向性がもっとも安全にいけるのかもしれません。

もちろん、いつかは経済的自由を達成して、勤め先を卒業をしたいという気持ちは変わっていませんが、それ以上にお金以外の面での実力をもっと付けていきたいなということは最近強く考えています。

金融資本の力で自由を手にするのも大事ですが、同時に自力で生きていったり稼いで行く力という面でも、ゲームのようですが、ステータスを振って、経験値を積んでいきたいなと思います。

同時に今の勤め先に私の同年代でも行きたくても行けなかった人は大量にいることも思えば、ここで今働いていることに対する運の良さ、ありがたさというのは切に感じます。

ありがたい恩恵は受けつつも、しかし、自分の足で立ちたいという気持ちが強いので、これからも頑張っていきたいと改めて感じました。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
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