他人にプレゼントすることで人間関係における信用残高を貯める

コミュニケーション
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経済的自由を目指すためには、資産形成をするため、入金力が重要になります。

入金力=収入ー支出です。

収入の方は簡単にコントロールできる人は多くは無いでしょう。

したがって、多くの人は支出を減らすために、節約をする必要がありますね。

そこで、問題になるのは、節約の観点でどれだけ交際費を削るのかということです。

例えば、資産形成に本気の人は、勤め先の飲み会には努めて出席しないようにしているでしょう。会費がかかる場合には特に一回につき3000円以上は取られる可能性が高いからですね。

一方で、このような飲み会に使用する交際費であっても、投資の観点から必要ならば出すべきという論調が見られますね。

すなわち、飲み会一つをとっても、これは浪費になるのか、それとも投資になるのか、しっかりと考えて支出を行うべきという話になります。

嫌な言い方をすると、自分にとってメリットのある人と仲良くなるための飲み会ならば行くべきという話ですし。逆ならば行かない方が良いと言うことになりそうです。

ここから先は、その人の考え方に依りますね。

例えば、職場の人間関係など、無用、今後も必要になることなどあり得ないと考えている人は職場関係の人に対して一切投資をする必要はありませんし、当然飲み会も一回も出なくてOKです。

クリスマスやバレンタインデーが来ても、「そんなのありましたっけ?」という顔をして全くお金を支出しないようにする、そして、ある程度資産形成を終えたらその勤め先を退職してしまう、ということになりそうです。

勤め先の人間にまるで期待をかける意義を感じず、FIREしたり、転職によって他の勤め先に移るための踏み台、腰掛けとしか思っていない場合には、このような考え方もアリだと思います。

しかし、それ以外、すなわち、少しでも勤め先の人と仲良くしたいという気持ちを持っている場合には、少し発想を変える必要があると思います。

これは、純粋に勤め先の人と友達のように仲良くしたいという、ピュアな気持ちである場合もありますし、せっかく勤めたのだからもっと勤め先で得られるものをゲットしたいと腹黒く考えている場合の両方を含めます。

というのも、勤め先において働いている社畜であっても、やけに自由に満足して働いている人というのは少なからずおり、そのような人は、能力が極めて高いという事情を除けば、勤め先の人間関係に投資をしてリターンを得た結果そうなっている場合が多いからです。

例えば、自分自身の仕事の能力が乏しく、全く仕事が進まずに徒に労働時間ばかりが過ぎていき、拘束されてしまいがちな人であっても、同僚に好かれている人であったばあい、適切な手助けを受けることができて、業務効率があがって、実質的な労働時間が減るということがあるからです。

もっとストレートな場合、他の同僚が進んで自分の仕事をやってくれる場合というのもあるでしょう。そうすれば、勤め先で働いているにもかかわらず自由に行動できる時間というのが飛躍的に増えます。

しかし、この「好かれる人」になるための方法がネックで、何もしていない人が好かれるというのは極めて難しいと思います。

何もしていなくて同僚に好かれる人というのは、それこそ「若い」「容姿端麗」といったわかりやすい魅力を兼ね備えている人のみであり、しかも、これは万人に通じるわけではありません。しかも、時間的な制限もあります。

ここで、そのような人以外の人が取り組むべき事は、人間関係に対する投資だと思います。

具体的に言うと、ちゃんと挨拶をする、適切なタイミングで褒める、たまにプレゼントをあげる、笑顔を見せる、一緒に飲み会に行くという行為に代表されるような、およそ他人に好意を示す行為を行うことで、勤め先における人間関係に対する投資を行うことが重要になってきます。

上記を見ていただければ分かるとおり、「飲み会に参加する」というのは、およそ他人に好意を示す行為のうちの1手段に過ぎません。

他にも、人間関係に投資をするための具体的な方法論は実はあると言うことです。

しかも、適切なタイミングで褒めるなどと言うことは、金銭的支出はゼロです。失うとしたら喋るための時間だけでしょう。

逆に、プレゼントをあげるという行為は、プレゼントを選んでその人にあげるための時間と、プレゼントそのものの値段の支出が必要になります。

このように、それぞれの方法論によって、必要になるコスト・リソースがまず異なります。

そして、人間関係に投資すると一口に言っても、「この人にはぜひとも好かれておきたい」という場合から、「取りあえず最低限嫌われないレベルにはしておきたい」というような場合まで、投資対象に対する目標が異なるはずです。

「この人にはぜひとも好かれておきたい」という場合には、目標が高いと言うことですから、上記に上げたような行動のうち、比較的コストの高い物も含めて何度も投資を行うのが良いでしょう。

逆に、「取りあえず最低限嫌われないレベルにはしておきたい」というような場合には、なるべく必要になるコストが低い物を優先的に、しかし着実にミニマムに投資すると言うことが重要になるのだと思われます。

このように、必要になるコストが重いが、比較的リターンが得られそうだと感じられる重めの手段をどれほどの比重で誰に投資を行うのかということが重要になるのかもしれません。

とはいえ、飲み会の費用や、プレゼントの費用は高い・・・・・・と思うかもしれません。

お金が手元から出て行ってしまうときの躊躇、抵抗感というものがあることは想像に難くありません。

この場合は、他人という銀行の信頼残高に預け入れをしていると思うことが良いかもしれません。

特に、重めの行為をしている場合、大抵相手も貴方のことをむげにできなくなっているため、だいたいの場合、ギブアンドテイクの形でお返しがくることが多いです。

それはプレゼントなどのわかりやすいものから、「めんどうな仕事を代わりにやってくれる」などの無形の奉仕の場合もあり得ます。

特に、後者は、勤め人であるにもかかわらず自由に過ごすためにはかなり重要です。特に自分の部下の立場の人が自分からこれをやってくれたら、自分のための時間を確保することができるため、勤め人であるにもかかわらず、事実上FIREしているのとほぼ同じような状態になります。

退職する必要すらありません。

しかも、他人の信頼残高にためた場合は、銀行口座においてお金の価値がインフレしうるのと異なり、インフレするわけではありません。

つまり、資産の価値が投資額と比較してインフレなどの要因により目減りする可能性が低いと考えられます。これは立派なリスクヘッジでしょう。

もっとも、いわゆる恩知らずといいますか、恩を返さないタイプの人も世の中にはいます。テイカーというやつですね。

このような人に対して投資をしても、信頼残高の価値が目減りしてしまうということですが、このような人の数はそもそも少ないですし、仮にテイカーだと判明した時点で損切りすれば良いと言うことになります。

これは、どのようなタイプの人なのかまだ分からない場合には、一気に重い行為によって重課金してしまうと損切りにより、元本が毀損する可能性があり、大変である、ということを念頭に置く必要があると言うことです。

ですから、やはり最初はミニマムに少しずつ薄く投資を行って、この人は良さそうな人だと思ったら集中的に重い行為で重課金するのが良いと言うことになりそうです。

このように、他人に対するプレゼントを始めとした投資というのは、信頼残高を貯めることにつながります。

もちろん、一方的に何かを与えているだけですから、いわゆる贈与を行っているわけで、原則的にはお返しを期待してはいけません。すぐには返ってきません。

しかし、これは時間がかかる可能性があるものの、いつか実れば素敵な果実を手に入れることができる可能性がある種まきのような物ではないでしょうか?

このように、金銭的に資産運用をすることによって、経済的自由を目指し、その結果勤め先に依存せず自由になる方法と並立する形で、あるいはより効果を増大する形で、勤め先における人間関係に投資を行い、信頼残高を貯めることによって、勤め人であっても自らが望む自由をつかむことは可能ではないでしょうか?

適切に信頼残高を貯めるためには、上記のような他人にプレゼントをあげるなどを始めとした貯めるための手段を逐一学び、しかも実践する習慣が必要です。

私もこのような手段を適切に行うことを習慣化できるといいなと考えています。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
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