最近、本格的に副業を始めた影響で、ビジネス関係の本をたくさん読むようになりました。
その甲斐があったのか、
最近は、勤め先においても新しいビジネスの展開を以前にも増して積極的に提案できるようになりましたし、新しいビジネスの商品開発についての提案もできるようになってきました。
やはり、副業をやっていると、どうしても販売経路や集客を一体どうするんだとか、商品の内容はこの状態で行けるのかとか、どうすればリスクを抑えて事業をスタートすることが可能なのかとか、
そういった事業全体を回すために必要なことについて、真剣に考えざるを得なくなるため、そこで得られた着想が本業にそのまま還元されているようです。
そして、当然ながら私のような一個人がやっているようなショボい副業なんかよりも、本業の勤め先の方が基盤がとにかくしっかりとしていますし、ブランド力という話になるともはや天と地ほど差があります。
したがって、副業で上手いことやるよりも、本業で新規事業を真剣に取り組んだ方が成果が出やすかったり上手くいきやすかったりする面はあると思います。
このような、
副業を頑張ると本業にも良い影響が出るよ、という話について、
以前は私自身はあまり関心を持ってはいませんでした。
どうしてかというと、本業で頑張ったときのリターンとしての「金銭的な見返り」がかなり少ないからです。
そもそも、勤め先で成果を上げたところで、額面年収が一気に上がるような歩合制のところ以外は、安定的な給与と引き換えに大して年収がさほど上がらないようになっています。
もちろん、成果に関係なく安定的な給与がもらえるというのは生活のために働いている労働者にとっては重大なメリットです。
急に「手持ちがないので来月は給与払いません」とか言われても困ってしまいますからね。
サラリーマン不動産投資家の場合は、安定的な給与が存在することを最大の武器に闘っているので、それがないと困るという人もいるでしょう。
しかし、成果を上げたところで額面年収が大して上がらないというのは純粋に萎えますし、そこに追い打ちをかけてくるのが税金の存在です。
そもそも上がらない額面年収+超過累進課税=頑張ったところで大して手取りが増えない
という話になります。
したがって、まさにお金のために働いている人にとってはあんまり美味しくないと思われます。
しかし、金銭的な見返り以外のものだったらどうでしょうか?
すなわち、時間の自由が与えられ、主体的に行動できる時間や自分の好きな仕事をすることができる時間を増やすことができるという見返りです。
お金が欲しい人は、副業や投資の方である程度確保しておいて、勤め先の方では金銭的な期待(昇給)を一際せずにとにかく自由に安定的な基盤の元で自分が選んだ好きな仕事をすることが可能になります。
このような状態になったら経営提言をしたりすることにとどまらず、社内起業をしたり、勤め先で新商品を開発したりすることも楽しくなってくると思われます。
もちろん、この状態に至るためには、副業をそれなりに成功させないと行けないですし、経済的な基盤をある程度確保することが必要になります。
何故ならば、その状態になっていないとリスク許容度が低いままリスクの高い行動をせざるを得ないためです。
私はギャンブルはオススメしません。
リスク許容度を高めるためにも経済的自由を目指すことを私はオススメします。
このように、ある程度のハードルの高さはあるものの、
副業→本業への還元
という流れを創り出せると一気に生きやすくなると思われます。
最近は、フリーランスがもてはやされたり、逆に会社員にしがみつくのが良いという話が出てきていて大変ですが、
やはり一番良いのは両刀を持つことだと思います。いいとこ取りですね。
もっとも、じゃあ副業を取りあえず頑張らないとと思ってもなかなか大変な場合が多かったりします。
何故ならば、時間がないと基本的に副業で成果を上げることは難しいからです。
勤め人は時間が無意識に大幅に削られてしまっていることが多いためこのハードルを乗り越えなければなりません。
したがって、まずは時間をなんとか創り出すことから始めるしかありません↓
地道な努力が必要になるかもしれませんが、これを継続するとやがて大きな実りを得ることができます。