以前に、小規模のスモールビジネスを買収したことをこのブログで記しました。
こちらの運営も細々と続けています。
運営をしていて感じたことは、
毎日売上げが上がるという状態はテンションが上がる!
ということです。
どういうことかというと、私は勤め人として毎月1回の給料を振り込んでもらうというのが当たり前でした。
したがって、1ヶ月の内、1回ぐらいしか、
「あ、お金がもらえたな」
と感じる瞬間がなかったのです。
しかも、営業職の人などは歩合給などもあるのでしょうから、売上げというのは目に見える上に自分の懐も豊かになるので上手くいけばウキウキするのでしょうけれども、
私の場合は、営業職でも何でも無いですし、勤め先は基本的に固定給です。
したがって、売上げという目に見えてわかりやすい指標とはちょっと距離があるポジションを持っていました。
そのため、
仕事は頑張っても良いけど、とはいえ、それでも私の給与は大して増えないんだよな
というちょっと冷めた感覚、萎えた感覚は少なからずありました。
しかし、副業の場合は、売上げが自分の利益に直結するわけですから、それが数字として挙がっているのを見るのはわかりやすくて良いと感じます。
さらにいえば、私が買収した事業はストック収入型なので、私が手元で手を動かさなくてもほぼ毎日売上げが上がりますし、それを毎日確認するのもとても楽しいです。
例えるならば、投資をしている人であれば、投資をしてからしばらくは毎日何回も証券口座にログインしてどこまで含み益が出ているのか気になって仕方が無いという状態になったことがあると思います。
これは投資に慣れてしまうと
まあ、毎日ログインしてもしょうが無いか
と思えるようになるので、ログイン頻度は格段に下がるわけですが、
しかし、逆に言えば、慣れるまでは自分が投下した分のお金が増えているのか、それとも減ってしまっているのか、という点は非常に気になってしまうものです。
このような「そわそわ期」の時に良い結果がたまたま出続けると、そのままこのままさらに頑張ろうという意欲が湧きやすいのですよね。
逆に言えば、この「そわそわ期」の際に含み損ばかりだとか、売上げが全く上がらない・・・・・・
といった状況になってしまうと、
もう少し頑張れば成果が出たかもしれないのにかかわらず、萎えて努力を辞めるようになってしまいます。
よく副業を頑張りましょう!みたいなサイトでは、
「しばらくは結果が出ないことがありますが、それは普通なのでその期間も頑張りましょう!」
などと書かれていますが、正直理屈ではそれがわかっていても、感情面では
頑張っているのに、全然成果が出ないよ・・・・・・
萎える・・・・・・
といった気持ちになることは間違いありません。
感情面がしぼんでしまうと、どうしても、やる気、モチベーションが減退してしまうため、どうしても行動をするのをやめてしまう可能性が高いのです。
そのため、何でも良いので結果が可視化されるようなものに注力した方が良いという話になります。
事業を買収することは、最初から一定の成果が出る可能性が高いので、このようなモチベーションを保つという意味でも大きな意義があります。
確かに、
自分の手元のお金を増やしたいから副業に興味があるのに、そのためにお金を出すことなんてできない・・・・・・
などと思うと思いますが、
事業を買収する場合、上記のような起業にありがちな0→1の産みの苦しみを味わう必要が無いため、
やる気やモチベーションをお金で買っているとも言えそうです。
そして、やる気やモチベーションが継続している間に自分のやるべき勉強に集中したり、試行錯誤をポジティブに行う事が可能になります。
しかも、その努力がたとえ報われなかったとしても、投下資本分を早期に回収することができたら
まあ、いいか。
となるだけですから、リスクも非常に低いです。
そのため、事業を身銭を切って買収することは初心者の人にオススメなのです。