節約と同時に断捨離を進めていくと部屋の中がすっきりとしてきて、落ち着いた気持ちで毎日過ごすことができます。
新型コロナウイルス感染症が蔓延する前には友達を部屋に招いていたのですが
「すごく広くて綺麗だけど物が少ないような」と言われました。
広くない部屋なのに広めに見えるのは何故か
私の部屋はキッチンの部分を除くと6畳しかなく、都内一人暮らしとしてはかなり平凡な部屋です。
もっとも、都心なので家賃はぼったくりではないかと思うくらい高いです。
信じられないです。
偶にS●UMOなどで周辺の家賃相場を調べてみますが、
まあ、なかなか高いです。
自分が住んでいる部屋よりも1000円家賃が低い物件を見つけてしまうと、
「ここに住むことができれば良かったのに。」
と思ってしまいます。
うっかり地方の物件も同時に検索すると、都心の家賃のあまりの高さにげんなりします。
都民を名乗るためにはお金がかかりますね。
さて、6畳しかない私の部屋ですが、
部屋の3分の1くらいのスペースは全く物が置いてありません。
つまり、部屋の中に3分の1以上まっさらな空間があり、綺麗なフローリングの床が見えます。
要するに、自分にとって必要な物だけ配置したら、6畳の3分の1のスペースが余った
といった状況です。
もちろん、部屋のドアからの生活動線の役割もあるので、厳密には全く使っていないスペースとは言いがたいです。
しかし、明らかに目に見えて
「ゆとりのある空間」
がそこにあります。
とはいえ、ミニマリストかと言われるとそれもなんだか違うような気がします。
どちらかというと、一点豪華主義です。
ベットは軽く定価10万円は超える物を使用していますし、
足のむくみ等が気になるため、医療用のマッサージ機もあります。
折りたたみ式のベットを使用する方もいるようですが、私の場合はそれを採用しませんでした。
激務が前提なので、折りたたみを行うだけの心の余裕がないと考えられる。
というのと、
激務が前提なので、睡眠の質には一切妥協が許されない
という事情があります。
また、夜中に突然仕事が入ることもままあるため、
デスク、ディスプレイ、椅子
のスペックはそれなりに対応できるように上げており、定価はどれも高めです。
日付を超えた時間に突然新規の仕事のメールが飛んできたときには
「えぇ・・・・・・」
となりますが、使い心地の良い仕事道具があればそれなりにすぐに対応できます。
もちろん、これらにある程度資金が投入されているのは、
「仕事に必要だから仕方が無い」
という理由だというのが自分でも分かっているので、
今の仕事の状況から解放されたら新たに考え直してよりコスパの良い家具に買い換えることはあり得るでしょう。
また、定価が高いといってももともと徹底的に調べて安めに取得できるように工夫もしています。
正直、今の激務を織り込み済みの働き方は若いとき、20代の数年間だけ行い、経済的自由の程度が高まってきたらだんだん激務度を落としていく想定です。
当たり前ですが、仕事をするだけが人生ではないですし、私としては家事、子育て、ボランティア活動云々もやりたいと考えているわけです。
話が完全にそれてしまいましたが、
いずれにしろ、私の部屋の中には
今の私にとって必要な物
しか置いていません。
置いてある物は厳選の上、パフォーマンスの高いと思われた家具だけになります。
このような事情ですから、
友達が部屋に来ると、
「広くて綺麗だけどそもそも物が少ない」
という印象になるのだと思います。
そのため、6畳のくせに広めに見えるのです。
「何故、収入に応じて家賃とか上げないの?」
「何故、収入に応じて家賃とか上げないの?」
これを友達に、ついでに言われました。
友達は昇給などをすると、嬉しくなって家賃を上げて広めの部屋に引っ越すこともあるようです。
しかし、私の場合は違います。
自分にとって必要な物がなんなのか分かっているので、
広い部屋に引っ越しても持てあますことが既に具体性を持って想像できます。
おそらく、私が家庭などを持つようになったら
「やっぱり、もっと広い部屋じゃないと」
とか、言い始めると思いますが、
現実には私はまだ独身です。
少なくとも今の自分には必要が無い
というただそれだけの理由で、生活水準は上げないのです。
収入が上がったからといって生活水準を上げるべき理由は実はどこにもありません。
むしろ、生活に慣れてきて、●●は必要が無いなと分かった瞬間にゴミ箱に捨てたりすることが増えました。
仕事から解放されたら今の都心3区の住まいも「必要が無い」と判断して、安い郊外に引っ越す可能性すらあります。