今までの人生の中で
「お金持ちになりたい」
と考えたことがある人はそこそこいると思います。
そうであれば、当然
「じゃあ、どうやったらお金持ちになることができるんだろう????」
と思ったこともあると思います。
もしかしたら、
「運良く宝くじを当てることができたら・・・・・・」
とか、
「起業で一発あてることができたら・・・・・・」
とか、
「株式とかFXとかで一発あてることができたら・・・・・・」
とか、
色々な「How to」、すなわち、方法論を思い浮かべたこともあると思います。
そして、それらの方法で運良く、上手い具合に成功すれば確かに一時的に手元にお金が手に入るかもしれませんね。
しかし、その方法でなることができた「お金持ち」という状態が安定的に長続きするかは全く別の問題です。
宝くじを当てることができたのにその後破産した人もいますし、
暗号資産で億り人になったと思ったら税金が払えなくて破産している人もいますし、
株式で成功したと思っていたのにちょっとしたことで追証に追い込まれている人もいます。
一方で、そのような人とは全然違うタイプの人もまた存在します。
特に、若い人で私が偶に出会うタイプの方として、
「この人は今は客観的に見れば金融資産などはそんなに持っていないようだけれども、このまま時間が経てば経つほどどんどん豊かになっていく可能性が高そうだ」
と思わせる方がいるのです。
このような人は宝くじで高額当選した人のように多額の金融資産は全然持っていません。
したがって、客観的に見ると大した事無いように見えるかもしれません。
しかしながら、その言動の節々から、
「未だお金を持っていないだけのお金持ち」
であると感じさせるのです。
別の言い方で言うと「確実性の高い将来性」でしょうか。
金持ちになるべくして金持ちになる事のできる人です。
このような人はたとえお金持ちの家に生まれなくとも、時間が経つにつれて間違いなくお金持ちになっていくでしょう。
そして、そのような人は、盤石な体制を長期的な視点で築き上げることができるため、宝くじが当たるといったような運が良いイベントに出会ったとしてもその後破産するような間抜けな行動は全く取りません。
このような人は、既にお金持ちになるべくしてなる思考習慣や行動習慣がばっちりと身についているのですね。
だからこそ、崩れることが全くないのです。
未来がただのwill(願望)である「お金持ちになれたらいいなー」ではなく、be going to(客観的に見て来るべくして来る)という性質の持ち主です。
このような人は、さほど前情報が無くとも数分会話をすれば大体分かります。
というのも、その言動から「格の違い」を感じさせられるためです。
このように、安定的にお金持ちになりたいのならば、まず「未だお金を持っていないだけのお金持ち」になる必要があるということを知っておく必要があります。
そして、そのような人のOSを自分の中にもインストールすることができれば話は早いです。
そのような人と付き合ってみると、
「自分とはそもそも考え方が全然違う」
ということがよく分かると思います。
そのような点をどんどん参考にしていくと良いでしょう。
いずれにせよ、私が強くオススメするのは、
お金持ちになるための小手先の「How to」を探すことではなく、
「未だお金を持っていないだけのお金持ち」になるためには一体どうすればいいのか?
ということを考えてみることです。