FIREもそうですが、独立や起業などに関心が強い方の中には、
自由をとにかく手に入れたい
という強烈な欲求が強い気がします。
やはり、勤め人としてずっと働いていると、
勤め人=不自由
というイメージが根強くなっていくのかなと思います。
この辺りの実態については、それぞれの勤め先の企業文化などによって左右されるところもあると思うので、
私としても結論をあまり急ぎすぎない方がいいところではあると思っています。
しかし、はじめての勤め先で2年強働きつつ、このブログに書かれていることや書かれていないことも含めて様々なことに取り組んできた私の現在の感覚としては、
「実は、退職や独立や転職をしなくても、ある程度だったら勤め人でも自由を手に入れることは十分に可能なのではないか」
という仮説が俄に現実味を帯びてきているということがあります。
相変わらず、私の同僚には、何かに心折れてしまったのか、退職をしたり、独立をしたりしている人がいたりしますが、
「なぜこの人はこんな効率の悪い選択肢を取ろうとするのだろうか」
という素朴な疑問を感じることが段々増えてきました。
なぜそんなことを思うようになってしまったのか?
そう考えてみると、
他の同僚が感じている、勤め人=不自由という感覚が私の中でどんどん無くなってきているから
という理由が直接的にあると思われます。
なぜ、これがなくなってきているのかと考えると、
やはり、もともと経済的自由を目指して基礎生活費を下げるなどの色んなことに取り組んできたのと、その成果が一定程度出ているということがあります。
それに加えて、仕事面では業務の効率化、生産性の向上に細かいレベルまで努めてきたこともありますし、
このような試みによりタイムマネジメントもかなり強化されました。
同僚とのコミュニケーションや後輩や部下の教育方法についてもかなり研究しましたし、
それに留まらず、波及効果の極めて高い経営提言も勤め先に対して意識的に行っていますし、
それに加えて、現実的な新商品開発の案を出すなどの社内起業の取り組みもしています。
さらに言えば、自分が設立した法人でもかなり順調に売上が立っており、大したレベルでは無いものの、普通に自分でも稼ぐことって可能なんだなというのも実感として分かっています。
一つ一つの取り組みは正直にいうとショボいものだと思います。
しかしながら、この程度のショボい内容がどんどん積み重なっていき、
ついには、私自身に対する周囲からの高い評価とそれに伴ってもたらされる自由へとつながっているのだと思われます。
何が言いたいかというと、
まだはっきりとは言語化出来ていないものの
勤め人でも自由をある程度ゲットできる方法論ってやっぱり存在するのではないか、
という心境に私は既になっていますし、
もし、存在するのであれば、どうすれば再現性のある形にすることができるのかな?と思って今思案しています。
上記で色んな取り組みをしてきたことは書いてあるものの、どれが1番結果に影響しているのかなどといったことは私自身にもまだよく分かりませんし、
それぞれの取り組みは人によって結構難易度が違うと思うので、
どのような状況の人がどれから優先的に取り組むべきなのか、というあたりまで考えがまとまったらかなり使い勝手が良い知見になるのではないだろうかと考えています。