早朝にはゆっくりとお風呂に入ることを楽しむことがあります。
このようなことを書くと、
以前、髪の毛を維持するのに1時間もかかることを問題視していなかったっけ?ということに気づく人もいるかもしれません。
確かに、時間がかなりかかることを問題視はしています。
何故かというと、毎日やらなければいけないことが存在し、かつ、それに時間がかかってしまうと、その時間が金銭的な支出で言うところの固定費化してしまうからなんですね。
このように、生活における時間の消費が固定化してしまうと、一日は24時間しかないのにもかかわらず、それを上手く生かし切れない可能性があります。
固定費としての基礎生活費が高いとその分労働して稼がないとただ生きていくのが困難になってしまうのと同様に、生活のための時間の消費として時間が固定化してしまうと、その分他のことに時間を使えなくなってしまうわけなので、自分の人生の選択肢が減ってしまいます。
したがって、基本的な方針として、生活のための時間の消費については、なるべく効率化して固定化されてしまった部分を削減していく事としています。
現在の状況としては、以下のドライシャンプーを用いてみたりして、時短ができないか検討しています。
もっとも、ドライシャンプーを用いても実際にお風呂に入ったときのようなリラックス効果は特にありません。
したがって、入浴によるリラックス効果という贅沢品が特に欲しい場合には、やはり普通に入浴した方がいいと考えています。
そして、入浴について重要なのは、入浴するタイミングなどをはじめとする拘束性だと私は考えています。
例えば、今から外に出なければいけないような緊急の用事がある場合には、入浴なんてしている場合では無いですよね?客観的に見て辞めた方が良いと思われます。
上に書いたとおり、私が一度入浴してしまうと、基本的に1時間ぐらいをその後事実上拘束されてしまうことになります。
したがって、私にとって「必ず毎日入浴しなければいけないという状況が(事実上)存在すること」がそもそも危険なんですよね。
これが存在しているままだと時間の消費が固定化されたままとなっているので、その分他のことに時間を使うことができなくなります。
したがって、毎日必要だった(と自分が思い込んでいる)物は、2日に1回だけ必要な物にしたり、3日に1回だけ必要な物にしたりするなど段階的に時間やその頻度を削減していくことができないか、すなわち固定化された時間の消費を少しずつでも流動化できないか検討できると良いのではないかと考えています。
この考え方は、断捨離における以下の考え方も流用しています↓
ここでは、冷蔵庫の稼働時間を意識して、実際に必要な容量に応じて小型化、軽量化していくことを試みると良いのではないかと話しています。
自分が本当に必要な冷蔵庫の容量はどのぐらいなのか?と考えて、それに応じて冷蔵庫を取り替えることによって冷蔵庫を完全に廃止した際のリスクを抑えつつ、冷蔵庫が部屋を占拠する空間の削減を試みています。
こうすることによって、余った空間を他のことに使用できないかとか、そのまま引っ越しによって完全に削減してしまってその空間を削減した分家賃を節約できないか、などといったことを検討することができます。
冷蔵庫に必要な容量を把握し、減らすことによって自分の自由度を上げているわけですね。
このような要領で考えていくと、ドライシャンプーを使用すると、爽快感はないものの、一応髪の毛の維持その物は可能なので、入浴する必要性そのものは少なからず減ります。
そして、入浴におけるリラックス効果という贅沢を好きなときに味わうことができる自由を手に入れたり、あるいは、入浴に取られてしまっていた時間を他のことに使用することができます。
すなわち、固定化された時間の消費を流動化することによって、その分自分で時間の活用方法をカスタマイズすることができるという自由を得ることができます。
そして、重要なのはその時間を活用するタイミングです。
冒頭でも、
「 早朝にはゆっくりとお風呂に入ることを楽しむことがあります。 」
などと書いてありますが、
この文の中で一番大事なのは
「早朝には」
という部分です。
早朝と言ってもよく考えると具体的にはいつなのかわかりませんよね?
具体的には、ここでいう「早朝」とは電車の始発が出る時刻より前を想定して書いています。
電車の始発よりも前なので、朝4時より前です。
この時間というのは大抵のお店も閉まっていますし、当然電車も止まっているので、まさに自分が自由に使いやすい時間でもあります。
ほとんどの場合、この時間帯に緊急の用事は発生しないでしょう。地震などがあったら話は別になりますが。
したがって、何かに遅刻してしまう可能性や、〆切に間に合わないなどの心理的な焦りが無いこの時間帯にこそ入浴によるリラックス効果が最大限発揮できると私は考えています。
因みに、緊急性がある用事が少ないと言うことは、その時間帯の活用方法としては、タイムマネジメントの観点でいうと、緊急性の無い活動である第2領域(重要性の高い活動)に取り組むかあるいは第4領域(重要性の低い活動)に取り組むかの2択しかほとんど存在しないことになります。
このようなタイミングを狙って入浴という贅沢な時間を味わっているのです。
そもそも朝4時になんて早すぎて起きることができないよ、という人は以下もヒントにしてみてください↓
このように、自律的に自分の時間を有効活用することができると主観的な幸福度が上がるのではないかと私は考えています。
そのための前提として、固定化されてしまった生活のための時間の消費を削減したり、流動化、変動化できないか検討してみることが重要ではないでしょうか??