ボランティアや社会貢献活動には色々な形が存在します。
わかりやすい例だと自分の労働力を与える例ですね。
これは自分の時間を投下して社会貢献をすることになります。
震災の際に、現地に行ってボランティア活動をする人もいますよね。あのようなイメージです。一番メジャーですし、これは直接ありがとうと言ってもらいやすい類型なので本人も満足しやすそうです。
他には、寄付という形で社会貢献をする方法がありますね。
お金をストレートに寄付する方法です。
物を寄付するパターンもあるようですが、たまに自分にとって要らなくなった古着などを被災地に送って困惑される例もあるようです。
緊急事態の時には、例えば千羽鶴などは基本的に要らないので、物を送る場合は相手の迷惑になっていないかどうかを考える必要があります。
このように、ボランティア、社会貢献というと、一般的には自分の時間を投下したり、自分が持っている有体物を他人に与えるという場合が想定されると思われます。
ところで、私は以前このような記事も書いています。
ここでも言及しているとおり、社会貢献には色々なやり方があるものの、
①自分がやっていて苦にならない、あるいは重要な活動に時間を投下する形で
②しかも、それによって一人だけに貢献するのではなく、結果的に大勢の人に貢献できる波及効果が高い物
による社会貢献がもっとも自分には合っているのではないか、と考えています。
そして、これらの条件を満たす活動となると、
やはり、情報発信に関係する活動になると思います。
すなわち、自分の時間や物を他人に与えるタイプの方法をメインにするのでは無く、知識や知見でより多くの人のためになるような社会貢献を行うということです。
知識や知見ならば、時間や物と異なり、複製もしやすく、波及効果の高い方法を編み出しやすいのです。
レバレッジをかけることができるのですよね。
この条件を満たすために、誰かからの要求を断る必要がある場面もあると思われますが、自分の人生は有限なのでこれは仕方が無いという考えです。
そもそも、知識や知見を得るのもただではなく、確実に時間がかかるものなのですよね。
例えば、私は金融商品に対する投資経験がまだそこまでないため、「投資を数十年続けるとこんなことが起きますよ」などといった話はできないわけです。
その話をするためには、投資を数十年続ける必要があり、純粋にそれを行う為の時間がかかります。
このような論理で、情報を発信する際に高額なお金を取ろうとする人もいるようですが、多数人を相手にする場合まで大金を取ろうというのはちょっと微妙かなという感覚です。やるならば少額で十分だと思います。結局どこまでも一般論しか語れないので。
むしろ、個別的に自分の状況に応じた有効なアドバイスをして欲しいと言われた場合には、お金を取って良いと思います。これは、いわゆるコンサルティングのような業務ですが、これは相手の状況に応じたアドバイスをしなければいけないため、自分の経験に完全に依存したアドバイスをすることは許されないですし、相手の状況をヒアリングした上で適切なアドバイスをする必要があるため、ものすごく労力がかかるためです。
近年は、個別塾のようなものが流行っているようですが、集団に対する一般論を発信する情報よりも自分のためにカスタマイズされた情報が求められているようですし、これは実際の所結構労力がかかり時間がかなり取られることから無料では厳しいと思います。
このように考えていくと、多数の人に対してある程度一般化した話をしたり、自分の体験談を語るという情報発信するという形で社会貢献を行うという方向性が一番良いのではないか、と私は考えています。
そのように考えるとやはりブログなどのツールを用いて一般論を語ったり、自分の経験を述べるのが一番良いと考えています。
因みに、このように書くと、「個別に相談したり、コンサルティングのような業務をする気は全く無いのか?」と思われるかもしれませんが、実は既にやっています。
お気づきの人もいるかもしれませんが、このブログのコメント欄は承認制となっています。
しかも誰も承認されていません。
個人情報が出ていないコメントの場合は、抜粋してブログで言及することもあるのですが、個人情報らしき物が出てきたら100%晒すことはありません。安心してください。
そして、コメント欄において相談を具体的に頂いた場合は個別にコンサルティング(主にオンライン)をさせていただいています。
但し、このブログを見ている人は分かると思われますが、基本的に上記のような情報発信の仕方を私は好んでおり、個別コンサルティングをする場合には、自分の時間単価を計算して行っているため、かなり高額です。
具体的な目安をいうと、1時間当たりのコンサルティングで10万円(税抜)です。
この数字を見て「は???」と思った人もいるかもしれません。
わかります。異様に高いですよね。
しかし、個別にアドバイスすると言うことはこれほどの額に見合っただけの労力を相手につぎ込むことが必要だと私は考えています。
個人の相手に対して適当なアドバイスはやはりできないですからね。アドバイスをする時間以外の時間でかなり色々リサーチする必要があったりします。
そのため、「いやそんなことのために10万円も払えないよ」という人の方が多いと思われますので、逆に言えば、このようなハードルを乗り越えられるだけの真剣な悩みを持っている人向けに個別にコンサルティングを行っているというイメージです。
そして、そのようなレベルで私は時間を大切にしているということでもあります。
ちなみに、最近の個別のコンサルティングの例ですが、
相談に来られたのは私と同年代、20代の方でしたが、自分が代表者を務める会社の今後の事業の拡大にあたって、気をつけた方が良いことや、成功するためのコツを教えて欲しいとのことでしたので、具体的な事業の状況をお聞きした上で、かなり具体的なアドバイスをさせていただきました。
詳細はここでは書きませんが、現在は大手メディアにも取り上げられるようになり、(取りあえず今のところは)順調にご活躍されているようです。
正直、かなり敷居が高いはずなのに(わざわざ高くしたのに)相談に来られたのは私としてもびっくりしましたが、そのような方も実はいると言うことです。
このように、個別にコンサルティングのような業務をさせていただくこともあるのですが、しかし、繰り返しますが、私にとってのメインはやはり一般論を語ったり自分の体験談や気づきを語る形での情報発信を行う事であると考えています。
このような形で今後も社会貢献活動を行っていければいいなと考えています。