以前から書いているとおり、私は管理コストを気にするため、使用頻度が低い銀行口座は解約しています。
特に、使いにくい銀行の口座は維持していると後々面倒なので、なるべく使用用途を整理しつつ、その数を減らしています。
同様に、証券口座もあまり増やさないようにしています。
しかし、それでも、私の場合は証券口座は2つ維持しています。
具体的には、
SBI証券
と
楽天証券
です。
因みに、メインとしているのはSBI証券の方で、こちらの方で積立投資設定をメインで行っています。
さらに、一般NISAについても、SBI証券で開設しています。
画面が若干見づらい、検索しにくい、と感じることもあるSBI証券ですが、全体的に使いやすいのはやはりこれでしょう。
メイン以外にもサブとして楽天証券を使用しています。
何故、2つ使用しているのかというと、
まず、SBI証券の場合、メンテナンス等によって一定期間ログインできなくなることがあります。
定期メンテナンスがある時間帯はログインすらできないため、取引に関係する操作を行う事もできなければ、資産状況を把握することもできなくなります。
めったにあるわけではありませんが、そういうときに追加で金融商品を購入したいときには、サブである楽天証券を使用するという使い分けをしています。
定期メンテナンスなんてそんなに気にしなくてもいいんじゃない?
と考えることもできるのですが、
時折、緊急メンテナンスやサーバーダウンによってログインできなくなるという事態が発生することがあります。
これは、2020年2月~3月頃のいわゆるコロナショックがあったときに私自身よくわかったのですが、
○○ショックのように、一気に株価が下がって皆が慌てふためくときというのは、皆が証券口座にログインし、保有資産を売却したがるため、サーバーダウンが起こったり、取引自体がそもそも制限されてしまうようです。
基本的に、下がったら買う、という押し目買いが成功すれば理論上トレードは成功できるはずなのですが、そもそもそのような機会が来ても、ログインできない、取引ができない、という状況になる可能性があるというわけです。
私自身は当時も愚直に積立投資設定を維持していたので、
「「現在、ログインできません」」
という文字を目の当たりにして、
「これはもう放置するしかないな」
と思ってしばらくの期間放っておきました。
緊急の場合はそういうことが起こってしまうということをまず頭に入れておく必要があるようです。
したがって、そういう場合も含んだ証券会社の事業者リスクのようなものがあり、それを分散しておくのが重要だと考えています。
(もっとも、○○ショックのようなものが来てしまったときは正直どうしようもないのですが・・・・・・)
そして、そのサブの証券口座として使用しているのが私の場合は楽天証券です。
これは、私が楽天ふるさと納税をメインで使用していることと大きな関係があります。
いわゆる楽天経済圏についてはどんどん改悪が進められているので、年々、その位置づけを下げることにしています。
したがって、生活用品周りについては今の段階ではほとんど楽天経済圏に頼っていない状態です。
しかし、それでも、お買い物マラソンなどを併用すれば楽天ポイントがまだそこそこ(10%超)付与されることから、楽天ふるさと納税については一応ここで回している状態です。
要は、使用する物であったり、元がとれる物であれば、いわゆるポイント付与率が高まるSPUをまだ維持することとしています。
楽天証券で、ポイントを使って投資信託を購入するとポイント+1倍(ポイント投資)というSPUの条件があるため、
①楽天カードで5万円分のクレジットカードによる積立設定を行うことにより、楽天通常ポイントを500ポイントゲットし、
②その500ポイントのポイントを使用して投資信託を購入する設定を予めしておいて放置しておく
だけで上記の条件を簡単に満たすことができます。
この設定をしたまま私は今のところ楽天証券は完全放置しています。
飽くまでメインではなくサブですからね。
今までの傾向からして楽天市場のSPUは今後さらに改悪されてしまうことが予想されますので、今後の私の楽天証券口座の運用、維持の方針についてはSPUの改悪具合やふるさと納税の方針によって変わりうるということになります。
まだ楽天ふるさと納税などで元がとれそうならば、SPUを維持するために楽天証券を維持することになると思われます。
別の証券会社に保有資産を移管するのも結構手間がかかるという印象なので、しばらくはこのままにするだろうなと考えています。