退職した同僚のあまりにも雑然とした机を見て慌てて私も片付けについて真剣に考え始めました。
片付けというのは一事が万事の習慣だと思います。
すなわち、家事などと一緒で、放っておくとどんどんホコリ(無駄な紙類、データ)などが増えていって気がついたら汚くなってしまうので、定期的に片付けを行う仕組みを作る必要があります。
これを普段から家で習慣化している人は当然職場においても机がきれいに整理されている傾向にあります。
そして、さらに気付いてしまったのは、職場で長い期間働いている、すなわち、激務の中でも生き残っている年配の方の机を見ていると揃って皆さん綺麗に整理整頓されていたのです。
おそらく、片付けは一事が万事というように、職場の机を片付けている人は頭の中もしっかりと整理されており、いつでもパフォーマンスを維持することができているのだと思います。
逆に、机の上が雑然としている人は常にその場しのぎで仕事をしているので、次々にくる仕事に対応しきれずにギブアップするのでしょう。
この観点から、私も職場の片付けを始めたのですが、よく見るとパソコンの中も雑然としていることに気が付きました。
適当にファイルを保存していたおかげでどこに何があるのかわかりにくくなっています。
思えば、一度やった仕事についてしっかりと復習しないまま放っておいた名残でしょう。
結局復習もあまり進んでいなかったので、よくないなと思いました。
そのため、不要なものは捨てることとして、残ったものについてはしっかりと体系だったフォルダの階層を作ってまとめることにしました。
これにより、一気に断捨離を行ったので、かなり机の上が綺麗になりましたし、気分良く出勤することが可能になりました。
今まで、私は全体的に出勤に対してネガティブな考え方が強かったのですが、もしかしたら、そもそも机の上やパソコンが無秩序で頭の中がパンク寸前だったのかもしれません。
これからは、何故ファイルを整理しなければならないのか、どうすれば気持ちよく効率的に仕事を進めることが可能になるのかということを意識しながら職場における片付けの習慣を身につけられるようにしていきたいと思います。
今まで家事について色々習慣づけてきた私ですが、もしかしたら、他にも仕事に応用が効く家事のノウハウが存在するかもしれません。