私は勤め先で勤務する際には、リモートワークが好きですから、原則リモートワークが良いなと常々思っています。
では、何故リモートワークが良いのか、について考えていくと、やはり、電車に乗らなくて済むというのは大きいと思います。
その他、いちいち外出しなくてもいいという要素もあったりしますが、勤め先の近くに住んでいなくても電車に乗らなくても済むというのは大きいです。
かつてこのブログでも、
「満員電車とか無理!」
とか、
「駅のホームに人がたくさんいるのを見るだけで疲れる」
とか、
「自分にとって適切なタイミングで電車が来てくれるとは限らない」
といって、電車を嫌がっていました。
そして、コロナ禍であったこともあり、電車は原則乗らないこととし、最悪徒歩でも勤め先に通勤できるようにリスク管理しつつリモートワークを徐々にできるようにさりげなく推し進めていたというのがあります。
そんな私が最近、不動産投資のための内見のために何度も休日に電車を利用することになりました。
そしたら、気づいたのです。
「あれ?電車無理、という気持ちに全然ならないな?」と。
かつては久々に通勤のために電車を利用しただけでも、
「無理!」
となっていたのにどうしたのか、と。
よくよく考えてみると、これは大きく2つの要因があると思います。
①そもそも休日に出かけているので人が少ない
②誰かに強制されて電車に乗っているわけではない(通勤のために電車に乗っているわけではない)
①については、いわゆる通勤ラッシュの時間帯とは全然違う時間帯に電車を利用しているので、結果的に人が少なく、ホームの中の人も少なければ電車の中の人も少ないので人が多すぎることによるストレス要因が消えています。
②は①とも若干関連するかもしれませんが、電車に乗っていて苦痛と感じないときと言うのは、特に誰かに指示されて電車に乗っているわけではないためです。誰かの指示の下で通勤ラッシュのようなリスクのあるタイミングで電車に乗らなければ行けないという状況そのものにおそらくストレスを感じていたのでしょう。
不動産投資というのもそもそも私にとって究極的にやらなくても生きていくことはできるのですから、このタイミングで内見に行っても行かなくても別にかまわないわけですよね。
その中でも、自分で内見に行ってみたいと思って、わざわざ足を運ぼうとするあたり、やはり自ら動こうとして、自律的に電車を利用しているということでもあります。
これは、私が「自分のために使える時間」やエネルギーを不動産投資のために費やそうとするという意思決定によってすべて行われていることなので、全くストレスを感じないのでしょう。
やはり、私にとって色々考えていくと、通勤電車に限らず、大抵の普段感じているストレス要因のおおよそは、自律性が阻害されているため、に起こっていることなのだと思います。
そう考えると、やはり、勤め人としてはそもそもまるで向いていないというのはあるかもしれませんね。
電車の話に戻ると、やはり、自分にとって都合の良いタイミングにおいては、電車を使用しても良い、普通に便利だと私自身が感じていることからも、やはり、駅近の物件には相応の価値はあるなと感じます。
今は勤め先の仕事があるので、いくらリモートワークが促進されていると言っても、仕事をしている、仕事をしなければいけない時間というのは絶対的にあるため、平日は少なくとも電車を積極的に利用することができるタイミングは限られています。あまり乗ることはありません。
しかし、もし、勤め先の仕事が減って自分の行動が制限されてしまう、いわゆる労働時間が徐々に減ってきた場合、自分のための時間を利用して電車に乗って積極的にお出かけするということは十分にあり得るのですから、そのような状況になったら駅近物件などは積極的に転居先として利用するのはありかもしれない、と感じました。
この辺りも今後の生活における計画に影響しそうだと思っています。