以前に買収した事業の初月の収入は9万円であったことを述べました。
今回は2ヶ月目ですが、収入は10万円を超えました。
6桁を超えることができたのは、やっぱり嬉しいですね。
最近は本ばかりを読む生活が続いていたのですが、今後は事業価値の向上についても力を入れていきたいと考えています。
正直なことを言うと、他の事業も買収してみたいななどと思ってしまうことも実はあるのですが、
しかし、これはいわゆる不動産の買いたい病みたいな部分があると思うのですよね。
他の例で行くと、ある程度金融商品を買ったら他の銘柄も買ってみたいななどと思ってしまう現象と似ています。
しかし、慣れていない時期に大量に買ってしまうと後で管理するのも大変になってしまうので、その辺りは慎重に行きたいと思います。
株式ぐらいだったら適当にボタンを押していれば、特定の銘柄を手放すことは簡単かもしれませんが、事業や不動産ともなると相対取引になるため、すぐに取引が成立するとは限らないわけです。
いわゆる出口戦略をどう考えるのか、という問題ですが、性質上、出口が細いことが事前に分かっている場合は入り口の段階で慎重になる必要がありますね。
そして、話はちょっと変わってしまうのですが、改めて、
やっぱり、ストック収入の方が良いな
と感じました。
というのも、最近は副業とか言って色々な働き方が出てきていますよね
動画編集とか、
プログラミングとか、
せどりとか、
どんな仕事を選んでも良いと思いますが、私がやはり感じるのは、
基本的に、①自分の労働時間を費やす必要があるもののうち、②納期が存在する仕事(期限までに納品することが仕事の内容になっているもの)はキツい
ということです。
やったことがある人は分かると思いますが、特に納期が自分の意思では無く他人の意思によって定められることが前提の仕事というのは結構厳しいです。
どういう意味で厳しいか?
端的に言えば、自分の時間や身体を他人の意思によって拘束されてしまうリスクが高い、ということです。
これは納期が早いことが前提になる仕事であればあるほどこれは地味に、ボディーブローのように効いてきます。
例えば、業界の慣習上、パソコン上での作業を要求される仕事で、かつ、受注から納品までは当然24時間以内にできる、それが当たり前とされる世界があるとしましょうか。
いわゆる、激務と呼ばれる仕事をしている人はこのような世界で仕事をしていることが多いです。
このような世界ではどのような働き方をしなければいけないでしょうか?
まず、当たり前ですが、仕事を請け負うタイミングの問題があります。
今はメールやLINEなどで受注をすることになると思いますが、まず、受信したことに気づく必要があります。
当たり前やんと思うかもしれませんが、「 受注から納品までは当然24時間以内にできる、それが当たり前とされる世界 」においては、たとえば事実上これを受信して30分以内には気づかないといけないという状況に置かれます。
何故かというと、そもそも受信に気づかないとその仕事を請け負うかどうかも決めることもできませんし、「注文ありがとうございました、今から頑張って作業をし、24時間以内には納品します」というレスポンスも返すことも自動化システムを取り入れない限りできません。
実際、受信に気づかなかったら、当然作業なんてできませんよね。
そうすると、どうなるかというと、
常にスマホやパソコンを確認し、メールなどが受信されていないのか、チェックしないといけない
ということを意味します。
しかも、注文が一日にたくさん来る人の場合は、順次パソコン上の作業を開始しなければ納期に間に合わないので、必然的にパソコン上に張り付くようにスタンバイすることになります。
しかも、営業時間を厳密に定めている場合はともかく、それすら定めていない場合には、24時間メールの受信確認をしないといけないという話になりかねません。
そうなると、どうなるかというと、一日のうちの大半の時間をパソコンの前にスタンバイしながらメールの受信確認をすることを余儀なくされます。
これはまさに、自分の人生を時間的にも場所的にも拘束されている状態に他なりません。
このような自分の時間の処分の自由と、移動の自由を犠牲にして、主に金銭という形で対価を得るというのがサラリーマン、勤め人のスタンダードな生き方なのかもしれませんが、
私の感覚では、このような生き方というのは、報酬が金銭だけだった場合には割に合わないという感覚になります。
このような状態でも楽しめる人というのは、その勤め先で一生懸命に働いているだけでキャリア形成に役に立つだとか、仕事その物がすごく楽しく生きがいに感じられるだとか、勤め先の同僚とコミュニケーションをとるのが楽しいとかそういう無形の報酬を受け取ることができる人だけなのではないか、と感じます。
強いて他のメリットをあげるとしたら、言われたことさえやればある程度安定した額の金額がもらえるようになるという点でしょうか。
安定こそが絶対正義という人ならば、このような生き方の方が嬉しいのかもしれませんね。
上記では、サラリーマンの例を出しましたが、副業をする場合にもこの点を気をつけるようにしないと、副業によって、例えばサイドFIREしたとしても、他人によって自分の時間を拘束されてしまうリスクから逃れることができないので気をつける必要があります。
①自分の労働時間を費やす必要があるもののうち、②納期が存在する仕事(期限までに納品することが仕事の内容になっているもの)
この基準から如何に逃れることができるのか、という視点で色々考えることができると良いのかなと思います。
例えば、①についてはそもそも全て自分では無く人を雇うなどして他人の労働時間によってできるようにすることが重要になりますね。
最近ですと、メールの自動応答文も設定できるようになりましたし、電話についても電話代行のサービスがあるようです。
実際の作業も含めてもっと一括で他人に任せたい場合には、秘書やオンラインアシスタントサービスを利用する事になるでしょうね。
そして、②についても、
納期を早くしないようにする、納期が早すぎる仕事は断る
そもそも、納期を自分で決めることができるようにする
という辺りを気をつけることになりそうです。
事前にホームページ上に納期については要相談とかそういうことを表示しておいて、顧客側に主導権が存在しないことを示している方もいるようですね。
このように様々な意思決定基準を定めたり、システム化を進めると、もともとフロー収入であったものが事実上ストック収入に近づいていくことになります。
自分の人生を時間的にも場所的にも拘束されている状態 から解放されたい場合は、副業においてもこのようなストック収入をそもそも狙うことやそこになるべく近接させるという小さな工夫の積み重ねが重要になってくると思います。
↑のような考え方は以前にも書いているのでこちらも参考にしてください。
いずれにせよ、
ストック収入は最高です(これが言いたかっただけです)。