ちょっと時期が早すぎるのではないかとも感じましたが、2021年ももう終わってしまうので、今のうちに基礎生活費を確認しました。
厳密にはクレジットカードの利用明細の反映が遅れたりすることもあるので、タイミングも考えると若干不正確かもしれませんが、ご容赦下さい。
結論から言うと、
2021年12月の基礎生活費は3万円に満たなかったようです。
念のためですが、私は都心在住、独身一人暮らしです。実家暮らしではありません。
家庭持ちの方はあまり参考にしにくいと思います。
生活費の内訳
今月の生活費の内訳は以下の通りでした。
●基礎生活費
・家賃1万円
・食費約1万3000円
・光熱費約3600円
・交通費0円
・通信費0円
・交際費約1000円
・書籍代0円
・医療費約2000円
合計:約2万9600円
●浪費に関する部分
・雑費約6000円
支出の合計:約3万5600円
浪費部分を除いた基礎生活費は3万円未満となりそうです。
それぞれの支出の解説
基礎生活費の詳細については2021年8月の時点とほとんど事情が変わっていないところも結構ありますので、今回は主にそれ以外の点について記載します。
○家賃
2021年8月の頃とほとんど事情は変わっていません。
○食費
→2021年8月時点とおおよそ変わらない点も多かったのですが、11月頃にふるさと納税で食料を購入した分もあったのでそれを処理していたら必然的に減りました。
また、私は普段食料が余った場合、それを捨てたりメルカリで全く知らない他人に対して売却するのではなく、身近な人にあげたり配っていたりするのですが、そのような方からの「お返し」も若干ありましたのでその分更に減っています。
「お返し」を当初から期待して他人にプレゼントをあげても残念ながらなかなか返ってこなかったりするのが常ですが、善行(?)は忘れた頃に自分自身に返ってくるのかもしれませんね。
おそらく通常、コンビニ食メインにした場合3万円ぐらいはさすがにかかるのではないかと思われます。
○光熱費
→今月はまだ水道代の請求が来ていません。すなわち、今月は電気代とガス代の合計金額となります。
因みに、水道代は通常ですと2ヶ月で3000円ほど取られるので厳密にはここに1500円を加算して生活費を見積もる必要がありそうです。
電気代とガス代の合計金額で3600円というのも比較的少ない方であるとは思われますが、
電気代約2200円
ガス代約1400円
ほどの内訳となっています。
やはり、冬はどうしても光熱費関係がかかってしまいますね。
ここはケチってしまうと健康に影響しかねないので、仕方ありませんね。
○交通費
→これも8月頃とほぼ変わりません。純粋に電車代等がかかっていないためですね。もちろんバスやタクシーも使用していないです。都内に住んでいるため当然車も所持していません。
○通信費
2021年8月時点の事情とほとんど変わっていません。
○交際費
→クリスマスプレゼントなどに使用しました。
クリスマスイベントは楽しんでいる人とそうでは無い人との間で格差が凄いので仕事が忙しすぎてクリスマスイベントをまともに楽しめていない人のために用意しました。
○書籍代
今月は他の方から余った本を寄贈してもらったり、同じ本を2回以上読んだりすることもあったので、書籍代にはお金はかかっていないようです。
同じ本を2度以上わざわざ読むことがない人もいるかもしれませんが、何度も読んでいると新しい発見があったりするので面白かったりします。
○医療費
→こちらも8月頃とほぼ事情は変わりません。
毎月歯医者に定期検診に行って、ついでに歯の掃除もしてもらっています。
健康のためには歯はとてつもなく大事です。
少々お金はかかりますが、それ以上に歯をまともに維持することを私は重要視しています。
●浪費に関する部分
○雑費
こちらは実は2021年8月に購入した物とほぼ同じ物を購入しました。
2021年12月の総評
こうやって見ると、2021年8月頃とほとんど状況が変わっていないところが大半ですね。
8月は夏であって、12月は冬である、という違いが光熱費に大きく影響しています。
また、今回特に注目するべき点は、他人からの「お返し」がもらえている分の基礎生活費が下がっているという点でしょう。
上記の基礎生活費として現れている分の数字だけを見ると、一見、相当哀れな生活を送っている人のように見えるかもしれません。
しかし、どちらかというと、一人暮らしをしているくせにまるで実家暮らしの人のような生活を送っている、とイメージしていただいた方がいいかもしれません。
実家暮らしをしている人は、家族に対する信頼残高が貯まっているのでそのネットワークを利用できる分、貨幣経済というネットワークに対する生活の依存度が低くなっており、その分金銭的に生活費が下がる傾向にあります。
通常、都内で一人暮らしを送っている場合、家族や実家周辺の人間関係によるネットワークがほとんど使用できず、貨幣経済というネットワークに対する依存度が高くなってしまうので、生活費もガンガン上がってしまいがちです。
したがって、私のように都内で暮らしたいのに都内で実家暮らしが何らかの事情でできないという人は通常その分の多大なディスアドバンテージを負っていると言えます。
そこで、私が行ってきたのは、都内において新しい人間関係のネットワークを開拓することです。
このような試みによって貨幣経済というネットワークに対する生活の依存度を下げることを目指していました。
何故このような事を考えたかというと、そもそも貨幣経済というネットワークに対する生活の依存度が高すぎると、お金という貨幣経済というネットワークを使用するためのキーアイテムの収集に余計な手間や時間を取られてしまうからです。
また、手間や時間を取られてしまうだけならばまだ良い方で、自分が嫌いな人に対しても媚びを売らなくてはいけなかったりする人もいるでしょう。
例えば、ブラック企業などで好きでもない上司や顧客のために働かざるを得ない、ちょっと辛いことがあっても我慢をしているという人もいるでしょうが、
そのような人ほど、
「そもそも自分の生活はどのようなネットワークにどのぐらい依存しているのだろうか?」
と考えてみると新しい発見があるのではないでしょうか?