【第1485号】何事もまず自分の無能を悟ることから始まる

リフレーミング
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何年もやっていると人生において、

「自分は無能である」

ということをある時悟ることがあります。

多くの場合、小学生の時には根拠なく万能感や全能感を感じていたのに、中学生頃になってくると、色々な分野における「現実」に気付いてしまうものです。

そして、

「自分は思ったよりも大してできていない」

ということに気付くことになります。

そして、

「自分は無能である」

という悟りを得ることになるのでしょう。

このような悟りを得てしまうことについては、一見ネガティブな印象を感じるかもしれません。

しかし、実際には、無能を自覚することは、自己認識を深め、より効果的な行動へと繋げることが可能です。

なぜ「無能」を自覚することが重要なのか?

多くの人は、何か新しいことに挑戦する際、「自分はできるはずだ」という楽観的な考えを持つことがあります。

これは成功者としてクローズアップされている人が

「簡単にやれているように見える」

「楽をしているように見える」

ことが多いためです。

しかし、実際には、その分野で成功するためには、その人の想像以上に多くの努力と才能が必要な場合があります。

「無能」を自覚することのメリット

  • 客観的な自己評価: 自分の能力を客観的に評価し、現状を正確に把握することができます。
  • 目標設定の精度向上: 自分に何が足りないのかを明確にすることで、より現実的な目標を設定できます。
  • 学習意欲の向上: 自分の不足している部分を補うために、積極的に学習することができます。
  • 効率的な学習方法の選択: 自分の弱点に合わせた学習方法を選択することで、効率的にスキルアップできます。

具体例:楽器の演奏

例えば、楽器演奏を始めたばかりの人が、すぐにプロの演奏家のような演奏ができると思い込むことは、非現実的です。

「簡単かも?」

と思って取り組んでみても、ある程度練習を重ねた後、自分の演奏がいかに未熟であるかを自覚することになります。

しかし、そのような過程を経ることで、その人にとってより効果的な練習方法を見つけることができます。

何故ならば、

実際に取り組んでみたことによって、自分の演奏という物を客観的に把握することができるためプロと比べて何が上手くできていないのか、それはどうやったら改善できるのかを具体的に把握することが可能だからです。

これは何も取り組んでいない段階で、

「楽器の演奏なんてきっと自分にとって簡単だ」

などというイメージを勝手に持ち続けるよりは、はるかに現実を見ることができていると言えるでしょう。

無能を自覚することによって効果的な努力を始めることが可能なのです。

「無能」を自覚することで得られるもの

「無能」を自覚することは、決してネガティブな経験ではありません。むしろ、自己成長のきっかけとなるポジティブな体験です。

  • 謙虚さ: 自分の能力に過信せず、謙虚な姿勢を保つことができます。
  • 成長意欲: 自分の力を過信せず、常に学び続けようとする意欲が湧き上がります。
  • 達成感: 目標を達成したときの喜びは、より大きなものになります。

まとめ

「何事もまず自分の無能を悟ることから始まる」という言葉は、私たちに自己認識の重要性を教えてくれます。

自分の能力を客観的に評価し、現状を正確に把握することで、より効果的な行動へと繋げることができます。

「無能」を恐れるのではなく、それを成長のチャンスと捉え、まずは積極的に行動に移すことが大切です。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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