以前、スマホ依存症を解消できないだろうか、という話を書きました。
ここでも触れているとおり、
寝る直前と、起きた直後にはスマホ触る必要が無いのでは無いか
と考えて、あらゆる工夫をしてきました。
そして、ここ2週間ほど寝る直前と起きた直後にスマホを触らないように、物理的にスマホ断捨離をすることを試みたところ、、、
心なしか、朝起きるのが早くなったようです。
正確に言うと、
(1)夜、枕元にスマホにある場合
①夜寝る際についついスマホをいじってしまい数分から数時間スマホで何かをやっている→入眠時間が遅くなる
②入眠時間が遅くなったので、その分長時間寝ないと朝起きても寝不足という感覚になりやすい
③したがって、寝不足を解消するため更に寝る→起きる時間が遅くなる or 二度寝する→起床時間が遅くなる
③夜寝る前にスマホを枕元に置いているので、当然起床した直後に枕元にスマホがあるためそれを見てしまう→起床した後にスマホで何かをチェックする時間が挿入される
④スマホで何かをチェックする時間が数分過ぎてからようやく何か日常的な活動をする気になる→起床時間から日常的な身支度などの活動が開始されるまでの謎の時間が存在する→そこそこ起床時間が早くても事実上の活動時間開始時点が後ろ倒しになる。
ということになるため、
自分の体感では、朝という時間が始まる時間がものすごく遅くなりやすかったのではないか、と思います。
一方で、
(2)夜、枕元にスマホが無い場合
①ベッドに入ってから入眠する時間が早くなる
②入眠時間が早くなるのでその分起床するタイミングが早くなりやすい
③起床時間後のスマホいじりの時間が無いので、事実上の活動時間開始時点が早くなる
という話になり、
よって、夜枕元にスマホが無いと
「 心なしか、朝起きるのが早くなった 」
という話になりやすいようです。
実際に、スマホを深夜と早朝において切り捨てるようにしたところ、お出かけするタイミングが異様に早くなりました。
近所の人がまだ全然活動していない朝の時間帯に活動することが可能になります。
やはり、スマホを物理的に触れることができない環境を用意すると無意識の時間の使い方が大きく変わるようです。
さて、肝心の方法ですが、悲しい話ですが、
気合いで、スマホを夜枕元から物理的に消し去るのは結構難しい
という話があります。
やってみてわかったのですが、
なんとなくの気合いで、
「よし、これからは寝るときにスマホを枕元に置かないようにするぞ!!」
と決意するとするじゃないですか。
でもね、
続かないですね、ホント。
本当に続かないです。
正確に言うと、1日目や2日目はなんとかなるのですが、
3日目になると上記の決意を忘れますね。
本当に忘れます。
というのも、夜って疲れている時間帯なんですよ。寝る前ですから当たり前なんですけど。
それで、疲れている時間ってだいたいなんとなくスマホに触りやすいんですよ、何故か。
きっと手っ取り早く娯楽や刺激が手に入りやすいからなんでしょうね。
そして、その状態のまま、
「そろそろ寝ないと」
とか思いますよね、もちろん、疲れていますから。
それで、そのまま、枕元までスマホを持ってきてしまいがちなんですよね。
この時、なんとなく、
「あ、スマホを枕元に置かない方がいいよね」
とか、素朴に思うのですけども、
そして、スマホを枕元から離した方が良いよね、みたいな念とかテレパシー(?)みたいなものが頭から一応でてくるんですけど、
しかし、身体が全く動かないんですよ。
だってもう寝る前ですから身体は疲れているんですよ。
というわけで、身体は全く動かないんですよね。
というわけで、動けないまま、指先でなんとなくスマホをいじっていていつの間にかそのまま入眠するという流れになるわけですね。
で、結局、失敗しますね。
結局どうすれば良いのか、と考えると、自分だけで頑張る場合は
夜の疲れる前の、まだ理性がまともな時間帯に決着できるようなシステムを創る
ということになると思います。
いわゆる、スマホロックの商品などもあると思いますが、
ああいうのも、まだ疲れていない時間帯にロックをかけるように習慣づけると効果的だと思います。
疲れている時間になってしまうと、ロックをかけようという気持ちにそもそもならないわけです。
だって面倒ですもんね。
疲れてきてしまっている自分に頼らない仕組み作りが重要ですね。
ありきたりな方法だと家族に頼るというのもアリだと思います。
結局、気合いで頑張ろうとかそういうことは考えるのはやめたほうがいいということです。
自分の自制心に期待するのはやめましょう。
自制心が無くても目標が達成できるようなシステムを考えること、これが最重要です。