【第1589号】「家に帰ったら○○しよう」は何度も忘れるとその分人生が遅れる

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~先延ばしにされた「ひらめき」が、未来の可能性を奪う~

外出先で、ふと素晴らしいアイデアを思いついたり、「あっ、あれをやっておかなきゃ」と重要なタスクを思い出したりすることはありませんか?

「家に帰ったら○○しよう」

「あとでこれもチェックしておこう」

… そんな風に、頭の中でToDoリストに追加するものの、実際に帰宅すると、そのことをすっかり忘れてしまい、結局何もせずに一日が終わってしまう。

そして、その「ひらめき」は、何かのきっかけがなければ、二度と思い出されることなく、記憶の彼方へと消えていってしまうことも多いのです。

一見、些細な出来事のように思えるかもしれません。

しかし、この「家に帰ったら○○しよう」を忘れてしまうという行為を繰り返すことは、実は、あなたの人生を少しずつ、しかし確実に遅らせている可能性があるのです。

1. 「ひらめき」の儚さ:忘却が奪う、未来の可能性

外出先で生まれる「ひらめき」や「気づき」は、日常のルーティンから離れた、非日常的な刺激によってもたらされることが多く、あなたの人生を豊かにする可能性を秘めた、貴重なものです。

しかし、人間の脳は、同時に多くのことを記憶しておくことが得意ではありません。

特に、その「ひらめき」が緊急性の低いものであればあるほど、他の出来事や思考によって、簡単に記憶から押し出されてしまいます。

例えば、以下のような経験はないでしょうか?

  • 通勤電車の中で: 素晴らしいビジネスアイデアを思いついた。「家に帰ったら、企画書にまとめてみよう!」と思ったものの、帰宅後、疲れてテレビを見ているうちに、そのアイデアをすっかり忘れてしまった。
  • 友人とカフェで話している時に: 「そういえば、あの本を読んでみたかったんだ」と思い出した。しかし、「あとでメモしておこう」と思いながら、会話に夢中になっているうちに、その本のタイトルを忘れてしまった。
  • 街を歩いている時に: 「部屋の模様替えをしよう!」と、ふとインスピレーションが湧いた。しかし、帰宅後、いつもの日常に流され、結局何も行動に移せなかった。
  • 旅行先で: 「この経験をブログに書きたい」と感動した瞬間があったが、旅の疲れで後回しにし、結局、記憶が薄れて詳細を忘れてしまった。

これらの「ひらめき」は、本来であれば、あなたの人生をより良くする可能性を秘めた、貴重な種でした。

しかし、「家に帰ったら…」と先延ばしにし、忘れてしまうことで、その種は芽を出すことなく、枯れてしまうのです。

2. 積み重なる「小さな遅れ」:気づかぬうちに、人生全体が停滞する

「家に帰ったら○○しよう」を忘れてしまうことは、一見、些細な出来事のように思えるかもしれません。

しかし、そのような「小さな遅れ」が積み重なると、やがて大きな遅れとなり、人生全体に影響を及ぼす可能性があります。

例えば、以下のようなことが考えられます。

  • キャリアの停滞: 仕事に関する「ひらめき」を忘れてしまうことで、新しいプロジェクトの提案や、スキルアップの機会を逃してしまうかもしれません。それが積み重なることで、キャリアの成長が停滞し、周囲から取り残されてしまう可能性があります。
  • 自己実現の遅れ: 趣味や自己啓発に関する「ひらめき」を忘れてしまうことで、自分の可能性を広げるチャンスを逃してしまうかもしれません。それが積み重なることで、自己実現の機会が失われ、人生の充実感が損なわれる可能性があります。
  • 人間関係の損失: 友人や家族に関する「気づき」を忘れてしまうことで、大切な人との関係を深める機会を逃してしまうかもしれません。それが積み重なることで、人間関係が希薄になり、孤独感を感じるようになる可能性があります。

このように、「小さな遅れ」は、雪だるま式に大きくなり、気づかぬうちに、あなたの人生全体を停滞させてしまうのです。

3. 「ひらめき」を逃さないための対策:未来の可能性を守るために

では、外出先での「ひらめき」を忘れずに、行動に移すためには、どうすれば良いのでしょうか?

以下、いくつかの具体的な対策を紹介します。

  • すぐにメモを取る: 「ひらめき」や「気づき」を得たら、その場ですぐにメモを取る習慣をつけましょう。スマートフォンや手帳など、常に携帯しているものに記録することで、忘却を防ぐことができます。この時、出来る限り具体的に書くことが思い出せるか否かの鍵となります。例えば、「家で○○について調べ物をする」と書くよりも、「○○という言葉を使って△△のサイトで調べ物をする」とまでメモできるとより思い出せます。また、具体的に記載したメモは記憶への残りやすさが全く異なります。
  • リマインダー機能を活用する: スマートフォンのリマインダー機能や、タスク管理アプリなどを活用し、「家に帰ったら○○する」というリマインダーを設定するのも効果的です。
  • 人に話す: 「ひらめき」や「気づき」を、その場で人に話すことで、記憶に定着しやすくなります。また、人に話すことで、自分の考えが整理され、より具体的なアイデアに発展する可能性もあります。
  • 「5秒ルール」を実践する: 「ひらめき」を得たら、5秒以内に行動に移す、という「5秒ルール」を実践するのも効果的です。例えば、「この本、面白そうだな」と思ったら、5秒以内に、その本のタイトルをメモしたり、書影を撮影したりするのです。
  • 定期的にメモを見返す: 記録したメモを定期的に見返すことで、「ひらめき」を思い出し、行動に移すことができます。例えば、一日の終わりに、その日メモした内容を確認する時間を設けると良いでしょう。

4. 結論:「ひらめき」を行動に変え、人生を加速させる

外出先での「ひらめき」や「気づき」は、あなたの人生を豊かにする可能性を秘めた、貴重なものです。

しかし、それを「家に帰ったら…」と先延ばしにし、忘れてしまうことは、未来の可能性を自ら摘み取ってしまう行為に他なりません。

「小さな遅れ」が積み重なると、やがて大きな遅れとなり、人生全体の停滞を招きます。

そうならないためにも、「ひらめき」を得たら、すぐに行動に移すことが重要なのです。

今日からあなたも、メモやリマインダー機能を活用し、「5秒ルール」を実践することで、「ひらめき」を確実に未来の可能性へと繋げていきましょう。

その積み重ねが、あなたの人生を、より速く、より豊かに、そして、より充実したものへと導いてくれるはずです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人5期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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