成功者は皆早起きしているのに、早起きしても成功できるとは限らない理由

時間管理
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よく、成功者は早起きだ、と言われることがあります。

私の考えとしては、これは大いに関連性があると考えています。

もっとも、これは早起きしている人は成功者に皆なることができるということを直ちに意味するわけではないと思われます。

何故かというと、早起きというのは単純に「特定の時間帯を使用することのできる状態」を創り出しているだけであって、その状態をどのように活かすのかはその人次第だからです。

早起き、すなわち一般的な人よりも早く起きることができることのメリットとしては、朝起きた直後から他人の都合に振り回されないことが第一に挙げられます。

すなわち、タイムマネジメントの観点でいうと、朝は緊急な用事が発生しにくいのです。

一般的に、緊急性のある用事というと、緊急かつ重要なことである第1領域や、緊急かつ重要なことではない第3領域の活動のことを指します。

緊急性がある用事が少ないと言うことは、その時間帯の活用方法としては、タイムマネジメントの観点でいうと、緊急性の無い活動である第2領域(重要性の高い活動)に取り組むかあるいは第4領域(重要性の低い活動)に取り組むかの2択しかほとんど存在しないことになります。

そして、その人個人の人生を平均的な人よりも進展させるための活動というのは、基本的に緊急ではないが重要な活動である第2領域の活動になります。

しかし、ほとんどの人はこの第2領域の活動にまともに触れることすらできません。

平均的な人以上のことをしないと基本的に成功者になれません。

成功者になる人というのは、自分の人生を進展させることのできる活動である第2領域の活動を時間をかけて根気強くし続けなければいけないわけですが、ほとんどの人はこれができないわけですね。

何故かというと、ほとんどの人は他人の都合に左右されてしまう緊急性の高い活動に日々振り回されて、それを処理するだけで一日が終わってしまうことが多いからです。

つまりは、急にやってくる第1領域と第3領域の活動にどう向き合うのか、という問題をまずは解決しないといけない訳です。

この問題をある程度解決しないと、緊急性のない活動、すなわち、 第2領域(重要性の高い活動)に取り組むかあるいは第4領域(重要性の低い活動)に取り組むかの2択 をそもそも主体的に選択する余地すらない(そのための時間や気力の余裕すら確保できない)のです。

このように、緊急性の高い用事である第1領域や第3領域の活動に対する向き合い方を確立させておかないと、そもそもスタートラインに立てません。

スタートラインに立てない状態というのは、客観的に見ると、そもそも早起きする習慣を身につけることができない状態に陥っているということです。

なんだかんだで、深夜まで仕事が終わらない(他人の都合に振り回され続けている)→深夜まで眠ることができない→睡眠時間が足りなくなる→朝早く起きることができなくなる→朝からさらに他人の都合に振り回され続ける→深夜まで仕事が終わらない→(以下ループ)

という無限の地獄にハマり続ける羽目になります。

一応、このような状況から逃亡する(例えば、仕事をバックれる)という荒療治によって、このような第1領域や第3領域の活動に振り回されることを辞めて早起きする習慣を身につけることは可能です。

オススメするわけではないですが、このような方法もあるということを知識として知っておくと、メンタルが若干安定します。

しかし、早起きしただけで状況が好転するとは限りません。

ここで第2の罠が待ち受けています。

上でも書きましたが、

早起きというのは単純に「特定の時間帯を使用することのできる状態」を創り出しているだけであって、その状態をどのように活かすのかはその人次第

なのです。

つまりは、早起きすることができる状態の人は、 緊急性のない活動、すなわち、 第2領域(重要性の高い活動)に取り組むかあるいは第4領域(重要性の低い活動)に取り組むかの2択 を選択する権利を与えられているわけですが、

ここで、主体的に、第4領域を無視して第2領域を選択し続けないと成功できません。

要するに、朝早く起きたからと言って、例えば、意味も無くスマホをおもむろに取り出して、特に意味も無いのにネットサーフィンをしていてもその人の人生が進むわけではないので意味が無いわけです。

最近は、SNS運用をしなければいけないなどといった事情もあると思われるので、そのためにスマホを使用しなければいけない人も多いと思われますが、しかし、SNS運用と言ってもそれ自体は短時間でできる活動であるため、それが終了した後のだらだらとネットサーフィンを続ける行為は以降はただの第4領域の活動になります。

すなわち、せっかく早起きしても、重要ではない活動である第4領域の活動にずるずると引きずられてしまい、第2領域の活動ができないのでは意味が無いわけです。

そのためにも、第一に現代人が対策するべきはスマホとの向き合い方です。

スマホの依存性は本当にすごいので、自分がどのぐらいスマホに依存しているのか、客観的に測定してみることをまずはオススメします。

そして、

「本当にこれに時間をかけるべきなのか?」

と自問自答してみましょう。

このように、日々の自分の行動をチェックして、改善し続けることが自分の望む人生を歩むためのカギとなるでしょう。

早起きは成功者になるための条件のように言われることが多いですが、それは第2領域に時間を投下できるという質の高い時間を確保しやすいからに他ならないわけです。

質の高い時間を確保しやすい状態になったとしても、それを自ら捨ててしまっては意味が無いわけですね。

時間=寿命、稀少資源、と認識できることができて初めて上記のような考えに至ることができます。

「早起きは3文の得」とも言われますが、

着目するべきは金銭では無く時間という富なのです。

せっかく手に入れた「3文」をそのまま変なことに使ったり、捨てないようにすることが大事なのですね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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