春になっても種まき+新しい土地の開墾(&土壌作り)という地味な作業を繰り返し続ける

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通常、畑仕事をする場合には、

土壌作り→種まき→育成→収穫

というサイクルを経るようです。

季節感で言うと、土壌作りが冬、種まきが春、育成が夏、収穫が秋、というイメージです。

わかりやすい成果が実際に回収できるのは季節で言うと、実りの季節である秋、ということになりますね。

しかし、実りの季節である秋をボーッとしながら単に待っているだけでは、実は何も回収できないのです。

実際には、少なくとも春の段階で土地の上に種を蒔いて、それを夏の段階でしっかりと育てきる必要があります。

しかも、より良い実を回収したいと考えている場合は、そもそも冬の段階から土壌作りを頑張る必要があります。

そもそもの土台がしっかりとしていないと、秋に成果が出ると言ってもそこまで大した成果にはならない、ということですね。

実際に、スタートが土壌作りの冬と考えると、秋までは一年間以上は単純計算でかかる訳なので、ここまで物質的・精神的に耐えられるようにしなければいけません。

そのような覚悟がないと大きな成果を上げることは難しいでしょう。

しかも、ここでは、冬→春→夏→秋までの1回転ができるまで1年間という想定で書いていますが、実際にはこの1回転をするだけで100年近くかかってしまうという超高難易度の分野も存在します。

しかし、皆が皆そんなことができるわけではありません。

1回転するまでに100年近くかかる分野の場合、そもそも100年間自分の身体を持たせる必要があるわけで、そもそもそんなのかなり難しいだろうと言わざるを得ないですよね。

私も↑こんなことを以前書いていますが、とはいえ、夢のない話をすると明日には交通事故などで死亡している可能性もあるんですよね。

したがって、物質的・精神的に自分を保つためには、戦略的に動く必要があります。

すなわち、例えば、1回転するまでに100年近くかかってしまう分野の種まきだけをするということをしてしまうと、収穫の季節である秋が来る前に寿命に関係なく飢えによって普通に死亡する可能性が高いです。

したがって、実際には、例えば、1回転するまでに1日かかる、という比較的難易度が低いものから何かを始める必要があります。

現代社会においてわかりやすい例で行くと、朝に仕事を請け負って、夜ぐらいまでに作業を完了させて納品して、すぐに相手から報酬を受け取るようなイメージですね。

いわゆる、日雇い労働ですが、これならば即時に収穫が可能です。

しかし、当然ですが、1回転するまでに1日しかかけていないので、収穫をすると言っても小さな成果しか上がらないというわけです。

そのため、永遠にこのような日雇い労働を続けていると、一生を日雇い労働をしているだけで終わります。

別に一生日雇い労働でかまわないよ、という人もいると思われるので、そのような人は一向にそのままでかまわないのです。

しかし、そうではない、他にも何かやりたい、という人は毎日日雇い労働をし続けるわけにはいきません。

例えば、現在、1アールの土地を持っていたとしたら、そこの全ての面積を使用して日雇い労働という種まきをし続けている状態をイメージしてください。

一応、1アール分に種まきをしている部分はすぐに収穫をすることが可能ですが、日雇い労働以外にも何かをやりたいと考えた場合何をする必要があるでしょうか?

一つ考えられるのは、今まで1アールすべてに日雇い労働という種を蒔いていたやり方から、0.5アールの部分だけ日雇い労働という種を蒔いてみて、残りの0.5アールの部分には、もっと収穫までに時間のかかる種を蒔いてみることです。

具体的な例で行くと、今までは一日中かけて日雇い労働をやっていたが、それを半日にしてしまって、残りの半日で若干技能が必要になるような仕事を請け負うことですね。

例えば、今で言うと、ココナラやクラウドワークスなどで作業時間丸二日ぐらいかかるような仕事を請け負ってそれを半日×4日でやり遂げるようなイメージです。

このようなやり方をすると、今まで1日かけて日雇い労働で得ていた報酬は一日辺り半分になってしまうというリスクはありますが、4日間そのまま頑張れば、その頑張った分の報酬を4日後に受け取ることができます。

このやり方の場合、4日後に日雇い労働以外の労働の報酬を受け取るまでの生活はそれまでの自分の貯金などでうまく保つ必要があります。

したがって、手持ちの貯金が多ければ多いほどこのリスク許容度が上がるため、そのような人になればリスクを取りやすく、1回転までに時間がかかってしまうことが想定されるような種まきもしやすくなります。

このようなリスク許容度をそもそも上げまくってしまうために、経済的自由を目指すことを私はオススメしています。

このような形で1アールの土地の上でだんだん1回転まで時間のかかる種を蒔けるようにしていくというのが基本的な動きになると思います。

ところで、ずっと1アールの上に種まきをし続けていくのも何か限界を感じないでしょうか??

できることならば、1アールを、2アールとか、3アールとかにしたいところですよね。

すなわち、そもそも新しい土地を手に入れてしまうということです。

このように新しい土地を開墾してしまって、どんどん作業場所を増やしていくわけですね。

上の例では、1アールという土地=時間として喩えていました。

すなわち、そもそも手持ちの資源である時間をできる限り、増やしたり、効率的に活用する方法を考え出す必要があるわけですね。

まず、簡単に考えられるのは、新しい土地を自分の物として購入してしまうか、あるいは借りるという方法があり得ます。

いずれの方法をとるにせよ、両方ともいくらかのお金(何らかの対価)が必要になってくるという話になるわけですが、これはすなわち、お金で時間を買う、という話です。

普通は、時間をお金に換えていることの方が多いと思われますが、どこかでお金を時間に変える必要が出てきます。

このように、1アール部分に種まきをしつつも、しかし、新しい土地の開墾も同時に行い続けることが重要になってきます。

要するに、常日頃からもっと時間を作れないかと執念深く考え続けることになります。

執念深さというのは、1秒でも妥協しないという精神でもあります。

どのような種を蒔くかによって成果の大きさと1回転までの時間が異なるため、この辺りは自分の状況(リスク許容度)に応じて臨機応変にカスタマイズする必要がありそうですね。

リスク許容度も、上に書いてあるように、物質的なもの、すなわちお金の量なども大いに関係しますが、地味に重要なのは、精神的なもの、メンタル面です。

どういうことかというと、単純な話、周りの人が普通に頑張って成果が上がるまでに時間がかからない種を蒔いてそれを収穫し続けている間にも、自分はそれを傍目に見ながら全く収穫できないという状況に精神的に耐えられるようにしなければいけないのです。

これに耐えられないと、せっかく種を蒔いても、その後の夏の育成の段階で心が折れてしまい、

「全然育たないじゃん、やっぱり辞めた」

ということになってしまうため、作物がそのまま枯れてしまう、すなわちスタート地点に戻ってしまうわけです。

メンタル面のリスク許容度も少しずつあげていくようにすることがオススメです。

春になっても種まき+新しい土地の開墾(&土壌作り)という地味な作業を繰り返し続けるということは、このようなメンタル面のリスク許容度を高めておくということも前提として重要になりそうですね。

「収穫できる秋まではまだまだ遠いけれども、まあいいか、これからも、コツコツ頑張っていこう」

と正面から思えるかどうか、ですね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
手取り月収貯蓄率90%overを達成。
ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
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