もし、某牛丼屋の牛丼の大盛無料券を手に入れたらどうするのかという問題

意思決定基準
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「無料」という言葉は何か惹かれるものがありますよね。

たとえ、1円という少額の商品であっても、有料であると言うだけで、

「なかなか買いにくい」

そんな心理的ハードルがあります。

その一方で、「無料」という文字を見た瞬間に1円しか変わるところはないのにもかかわらず、何か手を伸ばしたい気持ちになってしまいます。

これが「無料」という言葉の心理的パワーなのかもしれませんね。

そして、これに関連する話ですが、

例えば、某牛丼屋で使える牛丼の大盛り無料券を手に入れたらあなたはそれをどうしますか??

これに対しては色んな反応、色んな考え方があると思います。

「無料券手に入ってラッキー。次に牛丼を頼むときに大盛りにしよう!」

と思う人もいるでしょう。

そして、大盛り無料券が紙媒体だった場合、このような人はそっと財布の中に忍ばせておくかもしれませんね。

後日、その人が外出していた際に、某牛丼屋が交差点の反対側にあるのがたまたま見えたときに

「あ、そういえば、財布の中にまだ大盛り無料券があるんだった。せっかくだから、牛丼を注文して、その際に大盛り無料券を使用して大盛りの状態で食べておこう。せっかく大盛り無料券があるのだから使っておかないとな」

と思い立ち、いつものルートとは異なる、交差点の反対側に歩いて行き、実際に注文を行い、財布から放置されすぎてヨレヨレになりかけた大盛り無料券を店員さんに差し出すのかもしれません。

これによって、大盛り無料券を活用することができました。

しかし、よく考えてみて欲しいのですが、

そもそも、この人は普段から牛丼の大盛りを日常的に食べるような人物なのでしょうか??

この人は私が今突然頭の中で産みだした架空の人物であるため、そうであるかもしれませんし、そうではないのかもしれません。

まだ設定を創っていませんのでどっちなのかわかりません。

もし、この人が普段から牛丼の大盛りを食べるのが何らかの理由で日課になっていた場合、牛丼の大盛り無料券は有効活用されていると結論できると思います。

何故ならば、本来払うべきだった大盛りの代金分が牛丼の大盛り無料券の活用により節約できたからです。

しかし、この「本来払うべきだった大盛りの代金分」というのはそもそも大多数の人にとって存在する物なのでしょうか???

もしかしたら、普段はこの人は牛丼を某牛丼屋で食べることを日課にしているのかもしれませんが、普段は大盛りでは無くより手頃な並盛りを食べているかもしれません。

しかも、その人の日常的な食欲を満足させるためには、大盛りを食べる必要などなく、並盛りを食べるだけで十分だった、という可能性がありますよね。

そのような場合、大盛り無料券を使用して大盛りの状態で食べた分、日常的な生活のために不必要なカロリーを追加で摂取している可能性があります。

日常的に不必要なカロリーは通常、身体の中で脂肪として蓄えられるため、端的に言うと太ります。

1回だけならばまだしも、このような行動を何度も何度も日常的に続けていくと、

「あれ?なんか最近太ったような・・・・・・??」

という状態になっていきます。

もしかしたら、ベルトが締まらなくなって新しいベルトを買いに行かないといけなくなるかもしれません。

ズボンの大きさが合わなくなって、新しいズボンを買いに行く必要性が生まれるかもしれません。

「さすがにそろそろダイエットしないとまずいかもしれないな」

と思って、新しいジムに関係する商品を購入したり、ダイエット商品を購入するかもしれません。

すなわち、牛丼の大盛り無料券を手に入れて、それを敢えて使用しようと思ったが故に、巡り巡って追加で何らかの形で料金を支払わなければ行けなくなる可能性があるわけです。

更に言えば、もともと普段から牛丼その物を食べることを習慣にしていない人が同じような行動をした場合、

そもそもの牛丼を購入するための費用も注文時に不必要に支払う必要性が出てきます。

何故ならば、牛丼の大盛り無料券というのは飽くまでも並盛りのような通常の牛丼を注文した上でそれを敢えて大盛りにする場合にそのような大盛りにする追加アレンジ費用が無料になるだけであって、牛丼を購入するための費用は無くならないからです。

したがって、以上のようなことを考慮していくと、

もし、何かの機会で牛丼の大盛り無料券を手に入れた場合、 「本来払うべきだった大盛りの代金分」というのはそもそも自分にとって存在するものなのか???という問いを考えることが重要になってくるのではないでしょうか?

因みに、私自身の場合は栄養の関係で日常的に牛丼を食べることは無いため「本来払うべきだった大盛りの代金分」というのはそもそも存在しないという結論になっています。

それゆえに、私が牛丼の大盛り無料券を手に入れた場合どうするのかと言えば

そのまま捨てます。

あるいは、

そもそも受け取ってもそれがゴミになるだけなので受け取りません。

確かに、何らかの事情で今後牛丼を食べることもあるかもしれない、ということが私の頭をよぎらないわけではないのですが、

しかし、その場合は、正規料金を支払えばいいだけだと思っていますし、

そもそも、この無料券を何らかの形で使用しなければ!ということを考えなければいけないこと自体が時間の無駄だと思っています。

私自身は、他のもっと面白いことを考えるために時間を使った方がいいと思っていますので、些細な無料券のために頭を使わなくてはいけないという状況そのものを避けたいと考えています。

このように、

「某牛丼屋の牛丼の大盛無料券を手に入れたらどうするのか」

という一見些細な問題であっても、

自分自身の人生観に沿った行動指針や意思決定基準を予め定めておくことは重要だと思っています。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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