私の場合、その日に幸せな気持ちになれるかどうかが決まる重要なポイントがあります。
一言で言えば、
「その日にやるべきことがもう既に終わっているか」
否かです。
例えば、個人の確定申告は特別な事情がなければ毎年3月15日が締め切りとなります。
したがって、その日が来るまでに確定申告について何もやっていなければ、その日に確定申告に関する作業をせざるを得ません。
一方で、現実的にその3月15日に確定申告のことにフルに時間を使用できるという人はあまり多くないはずです。
大抵の場合は、他にもやることがたくさんあったりして、確定申告に関する作業にわざわざ労力を割くことすら難しかったりします。
このような状態を放置してしまうと、3月15日が来て
「確定申告をまだしていなかったからしないといけないな」
と思ったところで、
「でも、他にも色々とやることあるし、めんどくさいし、、」
と感じてしまい、急に重荷に感じてしまうということもよくあります。
こうなってくると、
「もう確定申告するのもめんどくさいし辞めるか」
とタスクを放棄したくなってしまいますし、
実際にこのような展開をもってズルズルと無申告の状態を放置してしまう人もいるようです。
このように放置するという決断をするのは罪悪感がありますし、
放置せずに頑張ってタスクをこなせた場合でも、
「今日中に終わらせないとヤバい…!」
という焦りの気持ちと一緒にタスクを頑張って行うことになるため、
正直、その日において気持ちの良い時間を過ごすことが難しいと思います。
逆に、確定申告のような作業を締め切りよりも遥かに早い段階で既に終わらせている人というのも存在します。
そういう人というのは、締め切りの日である3月15日において確定申告に関するタスクをそもそも行う必要がないため、その分他の人に比べれば余裕ができます。
したがって、毎年3月15日において余裕のある一日を過ごすことができますので、その分ゆとりによる幸福感が生まれます。
もっと言えば、さらに次の日に行うべきタスクもその日に着手することができるようになります。
こうなってくると、どんどん先手を打つことが可能になります。
そして、このように先手を撃ち続けることができるようになると、
「その日にやるべきことがもう既に終わっているか」
という観点からは
「既に終わっている」
という日がものすごく増えてきます。
したがって、私のように
「その日にやるべきことがもう既に終わっているか」
否かによってその日の幸福感が決まっているという人は、
できる限り、その日の朝などの早い段階でタスクを終えてしまうことを目標にしてみることがおすすめです。
こうすることで幸福感を感じることができる日が少しずつではありますが、しかし、確実に増えてきます。
例えば、日記やブログなども朝に書くことができるとその日は追加で書いてもいいですし書かなくても良いですから余裕が生まれます。
他にも、ちょっとやるのが面倒だけども、送っておくと良いのはメールなどもそうでしょう。
↑この手の+αなメールも思い立ったらすぐに書いてしまって送信予約とかの設定をしてしまうことがオススメです。
こうすることによって、仕事に追われるのでは無く、+αの仕事を追いかけることができるようになります。
このような仕事を何かしらの状況を改善することができる可能性をもたらすことができるため、どんどん自分の周りの状況を改善することが可能になるでしょう。
一見すると、ちょっとしたことを朝早めに行うだけで何か変わることなんてあるの?後でもいいんじゃないの?と思いがちなのですが、
長期的にみると幸福感にも影響があるため、こういう観点からも朝早めにタスクを終わらせてしまうことを意識することが重要になってきます。