一般的な話として、
睡眠時間はとっても大事!
とよく言われますよね。
私自身も睡眠時間を確保し、しっかりと睡眠時間をとることが確かな健康に繋がる第一歩だと考えています。
しかし、人によっては
それでも今日の睡眠時間を削って何かをやらなくてはいけない
という危機的な状況に直面してしまっている人もいるかもしれません。
とにかく今日何かをやらなくてはいけない、そのためには多少の時間をベットに横になってみたり仮眠してみたりすることはともかく夜まともに睡眠してしまう時間が惜しいという人ですね。
このような状況において、気合を入れて徹夜するぞ!という意思で睡眠時間を削って何らかの作業をすることを試みる人が大半だと思います。
もちろん、それで何とかなることもあるかもしれません。
人によっては睡眠欲に耐えられなくてカフェインに手を出し始める人もいるでしょう。
エナジードリンクが典型的ですね。
しかし、このような気合やカフェイン頼りの戦略以前に是非ともまず一度だけ試してみていただきたいことは
断食
です。
文字通り、食べ物をその日食べないということです。
何故、断食を試してみていただきたいかというと、体の中にある食べ物を消化するためだけに人はかなりの時間を睡眠に費やす必要があるという話があるからです。
特に糖質を普段の食事から大量に摂取している人は、糖質制限を行っている人よりも睡眠時間が長い傾向があるようです。
これを突き詰めていくと、その日に断食をすることによって、食べ物の消化のためだけに必要な睡眠時間が減るため、自然と睡眠時間自体が減る傾向にあるようです。
断食するといっても、飽くまでも食べ物を消化しなければいけない分を減らすことが目的ですので、ミネラルウォーターやお茶などの飲み物はむしろ積極的に水分補給のために取った方がよさそうです。
もちろん、この効用については明確な研究結果があるかは怪しいですし、そもそも、個人差があると考えられますし、いきなり断食するのはさすがにきついと感じる人の方が多いと思います。
したがって、極端な断食とまではいかずとも、
普段よりも食事の量をほんの少し減らす
という形でほんの少し少食になってみることを試してみることをおススメします。
これを試してみると、ほんの少し睡眠の感覚が
「あれ?いつもと違う……?」
となると思います。
そして、いつもよりもそこまで睡眠時間を必要としないことが感覚としてわかると思います。
これを乱用することはおススメしませんが、一つの実験として、
いつもの食事量を少し減らしてみる
ということを試みてみると自分の体に対して新しい発見があるでしょう。
私たちは普段食べている食事の量をいつの間にか
「これが普通」
と思いがちなところがあります。
しかし、この「普通」というのはその人にとっての適正さを保障する物でもなんでもなく、
惰性でこのようになってしまっていただけ
という場合も結構あったりします。
私は特に少食こそが絶対正義だとかそういった主張をするつもりはありません。
しかし、普段の自分の食事の内容や食事の量を当たり前のものとして考えるのではなく、
「ちょっと食事を変えてみたら自分の体の調子はどう変わるのだろうか?」
という問題意識を危険ではない範囲で実験のように試してみると、自分の体について新しい発見があると考えています。
例えば、私はお米の種類について以下のように自分の体でどのような変化があるのか時折チェックしています。
どのような種類の食事をすることによって自分の体のパフォーマンスが変わるのか、という点について自分の体と付き合いながら地道に参考データを集めているわけです。
毎日の惰性とも呼ぶべき習慣を見直してみて、これをちょっと変えてみると何かが変わるのか、あるいは何も変わらないのか?と実験をするのはこれ自体個人的に面白いことだと感じています。
例えば、毎日チョコレートを食べる習慣を持っている人がある時からチョコレートを食べるのをやめてみたところ、ニキビができにくくなったりだとか、
お酒を飲んだ直後に顔にニキビができやすかったのに、お酒を飲むのをしばらくやめたらニキビに悩まされなくなったりだとか、
そういったことが人によっては起きたりします。
したがって、個々人の中で
「自分が一番調子が良くなるような食事のとり方、量、内容って一体どんな内容なのだろうか?」
と試行錯誤してみることが重要なのかなと考えています。