何に取り組むにしても、
「今日はあんまりやる気が出ないなー」
とか
「今日はあんまり体調がよくないなー」
とか
「今日は全然時間がないなー何もできないー」
とか思う日が来てしまうことが多いですよね。
そして、上記のような事情で習慣化したかった行動ができなかったりだとか、継続したかったことが継続できなかったという人はかなり多いことでしょう。
上記のような事情というのは誰にせよ襲い掛かってくるものでもあるからです。
これによって泣く泣く何かを行うことをあきらめてしまったという人もいるのではないでしょうか?
しかし、プロフェッショナルと呼ばれる人というのは上記のように感じる事情があったとしても、最低限の品質を保ったサービスを提供することができることが多いです。
すなわち、どんなに自分に不利な状況があったとしても一定の水準の成果を出すことができるわけです。
雨が降ろうが槍が降ろうが愚直にやるべきことを続けられる人がプロフェッショナルになれるのです。
これはちょうどインデックス投資においてどんなに株価が下がってしまって絶望的な状況に陥ったとしても、愚直に積み立て投資をし続けていくのと似たような心境かもしれません。
株価が下がってしまう、すなわち他人からの評価が低くなってしまったりだとか、不遇の状況に陥ったとしても、
それでもなお、一定程度の積み立て投資をコツコツと行い、やるべきことをコツコツと行うことで、その後のどこかのタイミングで持ち直したり、他人から評価されたりすることが可能になるのです。
成果が思ったように出なかったり、調子があまりよくなかったりしたとしても、
上記の右肩上がりのグラフのようにいつしか持ち直すことを心から信じ切れるからこそ愚直に行動をし続けることができるのかもしれませんね。
むしろ、インデックス投資の場合には株価が下がってしまったときにこそ入金し続けるドルコスト平均法を愚直に続けることによって将来的に苦労した分が報われる可能性すらあります。
これと同じように何かの目標に向かって努力していて、
なんだか、調子悪いな……
とか
成果全然出ないな……
と感じてしまってテンションが下がってしまう時にこそ、いつもよりも2倍頑張ることができれば、それが報われたときの喜びも2倍になるでしょう。
株価が下がってしまったときと同様に、不遇の時というのはどうしてもテンションが下がりがちで何もかも投げ捨てたくなりがちです。
「このまま頑張っていても意味ないのでは?」
と感じてしまうことも多いでしょう。
しかし、人生というのは常に過渡期です。
そして、一度何らかの事情によって落ちてしまった株価であっても、しっかりとした材料がある銘柄であれば株価はそのうち戻ってくるでしょう。
したがって、株価が落ちているとき、すなわち調子が悪いだとか不遇の時こそしっかりとした材料を積み上げることが重要でもあります。
もし、どうしても、頑張って取り組んでいても、一定の生産性を保つことが難しいとなると、
そもそも自分はそれに向いていなかった
もしかしたら、別のことを頑張った方が良いかもしれない
と考え直すのもありかもしれません。
逆に言えば、どんなに体調が悪かったり、やる気が出なかったとしても何かに対して一定の生産性を保った成果が出せるとしたら、その道のプロフェッショナルとなることを十分に検討できるのではないか、と考えています。