自分が行きたい目的地がある場合、どうやったら目的地に着くのか?
これを知らなければ適切な方法で目的地に着くことはできません。
昔、携帯電話等がまだ普及していなかった時代には、その人が初めて行く目的地に適切に到着するためには事前にネットで経路を調べてその経路の情報を印刷したりするなどの工夫をしながら、実際に経路を渡っていたようです。
今はグーグルマップなどという便利なものが存在するためそこまで事前に神経質に経路を調べる必要はありませんでしたが、
昔は事前にきちんと調べてから外出しなければ待ち合わせ時間に間に合わないということになりかねない、
ということもあったようです。
そして、電車などを利用する場合には、
距離的には一見遠回りのような経路にも見えるが、実は所要時間が短い、
というルートが存在する場合があります。
特に地方であればあるほどこのような傾向がみられます。
例えば、新潟県の新潟市から、石川県の金沢市に行きたい場合のことを考えてみます。
新潟県と石川県は隣に存在するため一見新潟市から金沢市に行くのは簡単に思えます。
しかし、実際に新潟市→金沢市に行きたい、と思った場合、簡単に行ける電車の経路は少ないです。
新潟市→金沢市に直接向かう鈍行の電車を使用するのではなく、新潟市から群馬県の高崎駅に一旦出てから金沢市に向かう新幹線に乗り換えた方が早く到着するわけです。
このように、地理的には遠回りのように見えて実は所要時間が短いルートというのも存在します。
あるいはそもそも電車を使用せずに車で新潟市→金沢市に向かった方が良いかもしれません。
また、電車においては、同じ路線であっても、鈍行と特急の電車が通っている場合があります。
例えば、JR中央線などの快速電車に乗っている場合、目的地に早く到着したい場合には快速から中央特快に乗り換えた方が早く目的地に着く場合があります。
これは快速に乗っていても目的地には到着するものの、中央特快に電車を乗り換えた方が早く目的地に着くパターンですね。
このように、
人生の目的地に行くために電車の乗換が必要なこともある
と言えそうです。
事前に経路を調べて適切な乗り換えを行った方がよい場合というのはたくさんあります。
これは何も電車だけの話に限りません。
仕事のキャリアにおいても、
「え?そっちの方が早いの?」
と感じるような転職ルートでキャリアアップして目的地につくことが可能な場合もあったりします。
業界に詳しい人は当然知っていても、学生の頃は全く知らなかった、というキャリアのルートが存在する場合があったりします。
また、
年収3000万円までは目指せる電車のルート
と
年収1億円以上まで目指せる電車のルート
が全く異なる場合もあります。
年収3000万円くらいもらえればいいやと考えている人は前者の電車に乗り続ければ何にも問題はありませんが、
仮にもっと年収が欲しいと考えた場合には
電車の乗り換えをする必要があることがわかります。
この電車はどこまでの目的地まで自分を連れて行ってくれるのか?
自分はどの目的地を目指しているのか?
そのようなことを常に意識すれば乗り換えのタイミングも適切に図ることが可能になるでしょう。
例えば、勤め先における給与テーブルを見て自分が目指したいポジションが存在しない場合、
別の勤め先に転職する、という形で電車の乗り換えを検討した方が良いですし、
あるいは
自分自身で独立起業するという形で電車の乗り換えを検討した方が良いでしょう。
このように、
人生の目的地に行くために電車の乗換が必要なこともある
という意識を持っておくとよいでしょう。