「千里の道も一歩から」
とよく言われますよね。
遠い場所に行きたかったら、まずは一歩ずつ踏み出していくしかないのです。
とはいえこの一歩一歩というのはともすれば、
「一歩頑張ったところで意味あるのかな?」
と感じてしまったり、
逆に、
「この方向に一歩進むことが人生の方向性のミスにつながったらどうしよう……」
と心配になってしまうこともあるかもしれません。
特に、
就職
や
結婚
や
転職
や
離婚
や
引っ越し
などのようにいわゆる大きな決断、リスクの伴う一歩になってしまうと、
「……本当にこれで大丈夫だろうか?」
とついつい不安になってしまい、
いわゆる、
内定ブルー、
転職ブルー
マリッジブルー
などのような、○○ブルーにもなりやすくなってしまいます。
このような急激な変化ともなると、よほど慣れている人でない限り、それなりにストレスが伴いますし、そのストレスから解放されるためにもリカバリーの期間が必要になってしまいます。
しかも、このような急激な変化というのは人生においてもそこまで回数が多いわけではありません。
自分に幸運にも、僥倖が降り注ぐことがなければ、そもそも機会が巡ってくることはないのです。
いわゆる、転職、引っ越し、結婚のような大きな決断はそもそもそこまで頻度が高くないわけですね。
そのため、変化を求める人においてはそのような大きな決断よりも、
小さな地味すぎる一歩の繰り返し
の方を意識的に頻度高く行うことが重要になってくるでしょう。
それはイメージとしては、
たった一段の階段を一歩だけ登る
ぐらいの動作に過ぎません。
階段というのは通常何十段も一度に存在し、すべてを登り切らないと新しい階へ辿り着きません。
たった一段登ったところで、
次の階に辿り着くことはないでしょう。
しかし、その一段が積み重なり続けると、
ある日、次の階から光が溢れ出すのが見えるのです。
そして、
「あともう少し頑張ったら、次の階に行けるよ。次のステージに行けるよ」
といった
予感
を感じさせてくれるのです。
それにより、
「この一歩をもっと頑張れば、次の階まで行けそうだ!」
という期待に変わり、どんどん階段を登り続けることができるのですね。
これは例えば、
「金融資産1000万円を目指したい!」
という目標を立てた際に、
毎日地道に貯金をし続けてもすぐには目標には到達しませんが、
貯金をし続けるといったあまりにも地味な試みを毎日、365日続けることによって、
ある日、
「金融資産800万円貯まった、このまま頑張ったら1000万円の大台に近づけそうだ!」
といった次の階へ辿り着けるという
予感
を感じることができるようになります。
金融資産1000万円以上を保有している人の多くはこのような
「このまま頑張れば、次の階に行けそうだ。大台に乗りそうだ。」
という予感を感じながら、今までの地味な努力を継続して目標を達成しているのです。
目の前の地味な階段をちょっとだけ登る×365日の努力で新しい世界が見えてくるわけです。
「この一歩を頑張ったところで意味あるのかな?」
と感じてしまってついつい心が折れそうになっている人は、
このような階段を思い出してみてください↓
次の階、次のステージから光がさしています。
この光、すなわち、
ステップアップ、ステージアップできそうな予感
が見えると、どんどん階段を登るスピードを上げたくなってきます。
階段を登った先にあるであろう新しい世界を予感させるのですね。
このように、
目の前の地味な階段をちょっとだけ登る×365日で新しい世界が見えてくる
という認識をもって、
小さくても良いので、目の前の一歩を頑張れると良いですね。