普段通りに生活をしていると、
タイムマネジメント
という言葉はあまり思い浮かばなかったりします。
少なくとも、
「自分が本当にやりたいことって何だろう?」
とモヤモヤしていたり、
「何か楽しいことがあったらやってみたいけれど、何も思いつかない」
とつまらなさを感じている人の場合、
「タイムマネジメント」
とか
「時間管理」
という言葉が頭の中に想起されることはほとんどありません。
何故ならば、
「特に自分が何に時間を使っていようが、このまま生きていけるから」
と言えるでしょう。
すなわち、
今の自分を変えなくとも普通に生きていけるし、特に時間が不足しすぎていて困っていたりすることもほぼない、
からと言えそうです。
一方で、タイムマネジメントとか、時間管理などといったことに言及する人というのは、
とにかく激務で忙しい
とか
時間を効率的に使いたいと願っている意識の高い人
になるでしょう。
彼らは、常に時間不足を感じているため、
タイムマネジメントをどうしようだとか、
時間管理の視点では今後どうしようだとか、
そういったことを考えざるを得なくなります。
必要は発明の母ともいわれるように、
時間管理やタイムマネジメントの技術が上がる人というのは、このような時間不足に追われている人なのかもしれません。
そのため、
「今別にやりたいことがない」
とか
「むしろ暇を感じることが多い」
という人は、時間不足を感じることがそもそもないのですが、
そのような人であっても、
タイムマネジメントというのは頭の隅に考え方だけでも入れておいた方が良いのではないか、と考えています。
何故ならば、
やりたいこと
というのは突然思いつくことがともすればあるからです。
「これやりたいな」
と思った時に、
「よく考えたら時間がない」
となってしまうと、そのまま挫折してしまう可能性が高まります。
特に、大きな野望のようなやりたいことが思い浮かんだ場合、
必然的に生活の全てを犠牲にする必要性が出てくる可能性があります。
このような場合を考えると
タイムマネジメントは生活のすべてを犠牲にしてでもやりたいことができた時のためにある
と言えるのではないか、と考えられます。
今現在暇だと感じていたり、余裕があると感じる場合には、そこまで1秒1秒にこだわる必要性がないと感じるかもしれません。
しかし、いざという時に時間不足に陥る場合があるので、普段から
「もっと効率的にできることはないのか?」
「この活動は必要なのか?」
と考えてみるとよいと思います。
最初はそこまでこだわる必要性を感じないかもしれません。
しかし、いざ、
やりたいこと
や
生活もすべてを犠牲にしてでもなさないといけないこと
が出てきてしまった時に、
その努力はあなたを助けてくれるでしょう。