現代社会というのは
ストレス社会
と言われるほど、
ストレスを多く抱えている人がいるようです。
そして、それは大抵の場合、
勤め先での仕事があまりにもキツすぎる
といった理由が多いようです。
慣れてしまえばなんとでもできるようですが、
それでも、それまではキツイ思いをせざるを得ないでしょうし、
慣れてきたとしても、
もともと仕事が忙しい職場などにいる場合には、
常にストレスを感じやすい環境
になってしまうかもしれません。
それでも多くの人は頑張って重い腰を上げて仕事をしているわけですが、
それでもある時
精神的にもう無理だと感じてしまう
とか
メンタルがやられる
という具合に追い詰められてしまうようです。
例えば、うつになってしまって心療内科に通わざるを得なくなったりするかもしれません。
長年のストレスが蓄積して一気にメンタルがやられてしまった場合、数日程度の休養では全く治ることがなく、何年もの療養が必要になってしまうこともあります。
正直、あまりにもひどい環境の場合は転職や退職をした方が良いのですが、
転職・退職すら今は諸事情によってできない、という人も多いでしょう。
そのような人が優先して取り組むべきことは、
体を休めること
になります。
そして、体を休めることとして一番手っ取り早いのが、
睡眠時間を確保すること
になります。
もっとも、色々と精神的な負荷がかかっている人の場合はもはや不眠になっているかもしれません。
そのような人は、
まず、手元からスマホを遠ざけましょう。
また、仕事関係のメールが来るパソコンやスマホはシャットダウンするなり、閉じておきましょう。
特に、仕事関係のメールがたくさん来ることがストレスの源となっている人は多いです。
一日中仕事関係のメールボックスを閉ざしているとさすがに仕事に支障が出るという人もいるでしょうから、
例えば、
夜10時から朝8時までは仕事関係のメールは見ない
という風にある程度のルールを決めておくとよいと思います。
とにかくストレス源となるものから距離を切り離して、体を休めることを最優先にするべきです。
メンタルが病んでしまう人というのは、まず体が疲れてしまっていることが多いです。
「なんだか肩が痛い……」
とか
「頭痛がする……」
といった具合にまず体のどこかに不調を感じることが多いのですね。
それでも、痛みを我慢して仕事をし続けてストレスを感じ続けると、ついにはメンタルを病んでしまうわけです。
メンタルが病むところまで来てしまうと元の調子に戻るまで苦労する可能性が高くなります。
したがって、そこまで行ってしまう前に、
まずは体調不良を治したり、体を休めることが重要になってくるのです。
そのため、普段の生活においても、体を休める時間を確保するために、身の回りのことをする時間というのは最小限にしておくことがおススメです。
例えば、ものすごく体が重くてベッドから起き上がれないのに、
「今月の公共料金をコンビニで払わなくてはいけない」
という状況下ですと、
公共料金を払うためにコンビニ行かないとライフラインが止められてしまって生活できなくなってしまうため、余計に体に負担がかかってしまう可能性があります。
体が疲れているときというのは、
まるで自分が入院してしまったかのような状態
になっています。
そのため、
入院していたとしても生活のことが回るようにしておくことがかなり重要になってきます。
一つ一つの工夫は大した内容ではないかもしれません。
しかし、それを積み重ねていくと、
睡眠時間を始めとして、体を休める時間を確保しやすくなってくるため、
ストレスが溜まる→体調が悪くなる→でも全然休めない→それでも頑張る→メンタルをやられる→鬱によって退職
という地獄のスパイラルを早い段階で止めやすくなります。
まだ余裕のある人であっても、今のうちに対策を行っておくことがおススメです。
そうすれば、いきなり危機に陥ったとしてもなんとか立ちなおすことができるでしょう。