【第708号】「今の状態でも悪くはないけど……」という人よりも「今が最悪」という人の方が伸びやすい

リフレーミング
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人生の中で人は様々な決断を行っています。

その中でいわゆる重い決断のうちの一つというのが、

転職

などを始めとした、

キャリアを変えるか否か

といった問題でしょう。

この点、明らかにまずい状況に置かれている人は、

「今は最悪の状態」

とか

「さすがに何か改善しないとまずい」

という気持ちになりやすいので、

今よりも少しでも良いチャンスが目の前に飛び込んできたら、それに反応して、飛び乗ることが可能になります。

敗者復活戦のチャンスもつかみやすいでしょう。

しかし、実際には目の前にやってきた選択肢が必ず今よりも良いものであるとの保証はありません。

むしろ、

リスクとリターンが表裏一体

ということの方が多いでしょう。

これは例えば、

今よりも、待遇が良さそうな転職のオファーが来たとしても、

実際にそこに転職してしまうと、慣れるまで大きな労力がかかってしまう場合

などが存在します。

【第698号】転職など、大きな変化は強いストレスと表裏一体のもの
「今の状況では満足できない」「もっと飛躍したい」「もっとステップアップをしたい」...

あとは、見えないリスクなども気になりますよね。

もし、変な選択をしてしまったがゆえに、

「こんな選択をしなければよかった」

といった後悔をする可能性があるため、

それがネックになってなかなか決断できなかったりします。

そういう意味では、

「今の状態でも悪くはないけど……」という人はなかなか覚悟が決まらないため、結果的に決断ができない

といった状況に陥りやすく、

逆に、

「今が最悪」と感じている人の方が伸びやすい

という話になりやすいです。

実際に、後者の人の場合は、

危機感

が強かったりするため、

その分、大きな決断を覚悟をもって行うことが容易になります。

これが弱者の最大の強みと言っていいでしょう。

逆に言えば、

「今の状態でも悪くはないけど……」

と考えつつもモヤモヤしている人というのは、

リスクを乗り越えるだけの覚悟

があれば、そこからさらに伸びやすいと言えるでしょう。

しかし、現状維持バイアスによってそれが難しい、というのが障害になりやすいです。

何かを捨ててでも、さらに良い物を手に入れる可能性にかける

という判断は難しいといえます。

しかし、よく考えてみると、

「今の状態でも悪くはないけど……」という人も

「今が最悪」という人も

両方とも主観で自分の現状をとらえている

という点は着目されても良いのではないか、と感じます。

すなわち、

「今が最悪」と考えていたとしても、客観的に見れば、「悪くはない状態」と評価される可能性がありますし、

「今の状態でも悪くはないけど……」と考えていたとしても、客観的に見れば、「悪い状態」と評価される可能性もあります。

これは自分の中の物事の捉え方、フレーミングによって自分自身の現状を把握している状態です。

そうすると、「今の状態でも悪くはないけど……」と考えていた人であったとしても、

「今が最悪」

と敢えて捉え方を変えてみると、何か危機感が醸成されてくるのではないかと考えられます。

これを手っ取り早く行う手段としては、

自分よりも目線が高い人と出会う

ということになると考えられます。

そのような人から学んで、物事に対する捉え方が変わったとしたら、

さらなる成長のきっかけをつかむことができるようになるでしょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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