『ポケットモンスター』シリーズをご存知でしょうか?
これは私が小学生の頃に初めて遊んだゲームでもあります。
久々に、ポケモン公式Twitterを覗いてみたところ、懐かしい気持ちになるイラストが掲載されていました。
初めて『ポケットモンスター』をプレイした際には、いわゆる御三家と呼ばれる最初に選んだポケモンばかりを育ててしまい、非常にバランスの悪いパーティーを作り上げてしまったことをよく覚えています。
途中で、それが良くないということに気付いたので、
「御三家以外のポケモンもちゃんと育てなきゃ!」
と考えた私は、
ポケモンリーグに何百回と通いつめ、パーティーにいるポケモンたちのレベルを100まで一生懸命に上げていた記憶があります。
ポケモンリーグは5連続で四天王及びチャンピオンと戦うことになるのですが、
何回でも挑戦することができた上に、それなりにレベルの高いポケモンたちと戦うこともあって、
そこに通い詰めることによって経験値を稼ぎ、パーティー全体のレベル上げをするのが一番早いと当時の私は考えていました。
そのため、このようなレベル上げのためだけに、ポケモンリーグに通いまくっていました。
今思うと、
当時のソフトでは相手が繰り出してくるポケモンは何回闘っても強化されない仕様でしたし、
同じような「作業」をひたすら何百回も繰り返していた記憶があります。
それでも、当時の私はなかなか飽きることなく、
何度も何度もポケモンリーグでレベル上げを続けて、
パーティーのレベル上げによって、オールレベル100を目指していました。
客観的に見ると、
同じ「作業」
を繰り返していたのにもかかわらず、
何故当時の私はなかなか飽きなかったのか?
と思い返してみると、
①戦うたびに経験値が少しずつたまっていることが可視化されている
②オールレベル100を目指すという明確なゴールがあった
という点が大きかったと思います。
「作業」を続けていくと、
単調だな
と思ったり、
退屈だな
と思ったりするものです。
しかしそれでも、ポケモンリーグに通うたびに経験値のゲージが確実に伸びていくのが見えるのがとても楽しく、充実感を味わえていた記憶があります。
しかも、
「このままパーティーのポケモンたちのレベルをすべて100にするぞ」
といった明確なゴールがあったため、
「そこまでいけるまで頑張ろう」
と感じやすかったと思います。
このように、
①努力の成果が可視化される
②数値で計測可能な具体的なゴール
の存在は、非常にモチベーションを高めてくれたのですね。
似たような構造として、
貯金を頑張ったり、
ダイエットを頑張ったり、
といった場合でも同じような構造を創るだけでモチベーションを上げやすくなります。
貯金も例えば、
「100万円を貯めよう」
といった明確なゴールを決めておいて、
毎日、マネーフォワードなどで現在の貯金額を確認し、順調に増えていくことを可視化されることで、自分の努力が報われていることが確認できるため、頑張りがいが出てきます。
「そこまでいけるまで頑張ろう」
となりやすいくなります。
ダイエットの場合も、
「体脂肪率を○○%にしよう」
とか
「体重を○○キロにしよう」
といった明確なゴールを決めておいて、
毎日体重計などに乗ることによって、順調に努力の成果が可視化されることによって、自分の努力が報われていることを確認できるため頑張りがいが出てくるようになります。
そのため、
「そこまでいけるまで頑張ろう」
となりやすいのですね。
これは、勉強においてもそうでしょう。
受験などをする場合には、
「合格したい」
といったゴールをおいて、
毎日の勉強の成果を可視化したり、
定期的にテストして自分の実力を可視化することによって、自分自身のモチベーションを上げることが重要になってきます。
目標のために頑張りたい、と考えていても、
「でも、モチベーションがあんまり上がらないな~」
と感じることはよくあるものです。
その際には、
①努力の成果の可視化
②数値で計測可能な具体的なゴール
が重要なポイントとなってくるのです。
パーティーのレベル上げのためだけにポケモンリーグに通い詰めたあの頃
を思い出したことで、
私は、そのことを改めて感じました。