「新しいことを始めようと思ったが三日坊主に終わってしまった」
そのような悩みを抱いたことのある人は多いです。
例えば、元日の日に
「今年は毎日早朝に起きてランニングをしよう」
などと意気込んでいたとしても、
1月1日や2日は余裕で頑張れても、
1月3日や4日頃になってくると、
「上手く起きれなかった」
とか
「仕事始めでいろいろ忙しかったから上手くできる時間がなかった」
などという障害も出てきやすくなるので、
せっかく新しいことを始めようと思っても、
三日坊主
で終わってしまうことが多いようです。
三日坊主で終わらせないための対策を予め上手く用意している人もいますが、
実際には、そのようなことは上手くできない場合もあったりします。
こうして、
三日坊主になってしまうと、
「結局、続けられなかったか……」
とテンションが下がってしまい、
そのまま何もしなくなってしまい、挫折する、
といったパターンが非常に多いようです。
しかし、実際には、
三日坊主というのは一概に悪いことではありません。
例えば、3日間何かを続けられて、4日目にアクシデントで続けることができずに三日坊主になってしまったとしても、
5日目や6日目には再開することも可能です。
もしかしたら、
5日目、6日目、7日目、と改めて再開しても、
8日目でまたアクシデントによって続けることができなくなってしまう可能性もあります。
こうして、2回目の三日坊主が発動されてしまう場合もあり得るでしょう。
しかし、このような場合だっても、
9日目にまた再開を行うことだってできます。
このように、
三日坊主になってしまっても、
また、何回も三日坊主を繰り返すことによって、
毎日何かを継続することまではできなくとも、
うっすらとして習慣のようなものができてくるようになってきます。
さらに、このように、三日坊主を何回も繰り返していくと、
段々、続けられなかった日においては「何故続けられなかったのか」、という原因究明も可能になります。
そして、それに対する対策もできるようになってくるので、
三日坊主を何回も繰り返すところから段々習慣化を始めることもできるのです。
三日坊主は挫折を表す悪い言葉のように使われがちですが、
実際には、少なくとも
「何も行動しないよりは数段マシ」
と言える状態ですから、自信を持って良いことなのですね。
むしろ、
何回も三日坊主を続ける
といったイメージから物事を続けてみた方がいいかもしれません。
このように、三日坊主を何回も繰り返すところから段々習慣化を始めることもできるのです。