かれこれ、1ヶ月以上、冷凍宅配サービスのnoshを利用させていただいています。
使ってみて改めてわかったのはあまりにも便利であるという一言です。
初めて注文したときも思いましたが、1回の配達で数日分の食料が手に入るのは非常に大きいです。
Uber eatsを始めとした配達サービスも良いのですが、どうしても、食事がしたいときにその都度何を食べるのか考えて注文をかけることが必要です。
しかも、そこからさらに数分待たなければ行けません。わざわざ玄関でその都度宅配の方とコミュニケーションしないといけないのも面倒です。
この、「今日のメニューをどうしようかなと考える時間」と「食べることができる状態の物がでてくるまで待つ時間」と「その都度スマホをちらちら見たりして宅配の方とコミュニケーションしないといけない手間」がかかってしまうことが気になっていました。
「食べることができる状態の物が出てくるまでの時間」に関しては、noshも電子レンジにかける必要があるため物によっては7分程度は確かに待つことが必要です。
しかし、それよりも私が気になっていたのは「今日のメニューをどうしようかなと考える時間」を取られることでした。いわゆる献立をどうするのか問題です。
専業主婦の人が食事の準備などで一番困っているのは実は食器の洗い物の他には献立をどうするのか問題のようです。
あまりにも適当な物ばかりを毎日頼んでしまって栄養バランスが完全に崩れてしまうリスクは避けたいため、栄養バランスは意識したいところですが、通常の宅配サービスではこのあたりまで意識するのにはエネルギーが追加で必要になります。しかも、栄養表示も大してされていないため自分で推測する必要があります。
この点、noshでしたら、もともと低糖質で健康に気を遣ってメニューを作ってくれるので、この点は助かっています。栄養表示もされている点も非常に好感度が高いです。
しかも、このメニューの内容も少しずつ変更されていっているようですので、メニューに飽きるリスクも減っています。
そして、1回配達で受け取ってしまえば、冷凍庫に入れるだけなので、毎日「そろそろお腹がすいたな」と思った瞬間に冷蔵庫を開ける→noshを取り出し電子レンジにかける→5分~7分後すぐに食べることができるということになるので、ほぼ悩む時間すら無く食事を取ることが可能です。
食事に対する認知、エネルギーをほぼ使っていません。メニューも事前に自分が食べたいものしか選んでいないことがわかっているからです。
もともと社会人1年目の時には、仕事が繁忙期であるときなどは、ご飯を食べるタイミングすら無い状態で、10分も食事のためだけに勤め先を離れていたらちょっと怖いかも?と思っていたぐらいなので、食事を結果的に抜くということをやっていた時期もありました。
勤め先から外出してコンビニにいくことすら躊躇していた時期もありました。
しかし、リモートワークで、在宅で仕事をしている日々が増えていく中で、noshを導入したことで大幅にご飯を食べやすくなったと感じています。食べるために私がパソコンの前から去るのは30秒あれば十分だからです。
さて、このnoshのメリットとして挙げた事項についてですが、一応代替措置としては、他には「予め1週間分の食事を作り置きしておく」という方法があると思います。
これと比較してみると、「予め1週間分の食事を作り置きしておく」ためには、①食材を確保する、②実際に作り置きの作業をする、③作り置いた物をすぐに食べることができるようにするの3工程が必要になると思います。
予め、レトルト系の食品を買っている人の場合は、②の工程が無くなると思います。
さて、問題は①食材を確保するの点ですが、これはスーパーに行く人の場合であれば、週1回は外出をする必要が出てくるでしょう。コンビニでレトルト系の食品を買っている場合であれば定期的にコンビニに行く必要があります。これが少し手間になるかもしれません。
noshであれば寒すぎる日も暑すぎる日も大雨で外出がしんどい日でも外出する必要がありません。特に夏や今のような冬の時期であれば重宝されます。
解決策としては、予め定期便のような形で注文をすることによって、①食材を家にその都度宅配してもらえるためのシステムを活用することでしょう。
もっとも普通の定期便を使ってしまうとフレキシブルに配達期間の調整や配達対象の商品を変えることによってメニューを変える手間は少し必要があるところが面倒でしょうか。しかも、対象となる商品も多いので一括で変更するのが大変です。
この点、noshは一度に一気にスケジュールやメニューを変えることができるので、変更の手続きにさほど手間が要らないのも良い点です。いつでも配送を停止することができます。
しかも、noshは冷凍の状態で保存するので、賞味期限も非常に長く、在庫管理の手間すらほぼかかりません。
このように、さまざまな代替措置と検討してみても、noshは食事に対して認知能力やエネルギーを使わずに済むという意味で非常に優秀で、仕事が忙しすぎる人にはかなり本気でおすすめできます。
弱点としては、noshの値段の高さ、になりますが、これも継続して注文していくと、どんどん1個あたりの値段が下がっていく仕組みが取られています。ダイヤモンドランクまでいくと12%オフになるので、1食500円未満になります。
しかも、他の宅配サービスと異なり、一気に複数個を受け取るため、配送料もその分減らすことができます。
あと、一度に大量に受け取るため、少なくとも私の手元にある冷凍庫には一気に10個しか入らないという事が分かったので、この辺りの制約がネックになるのかもしれません。noshのためだけに専用の冷凍庫を導入している方もいるようですが、さすがにそこまでやろうとは思っていません。
現在は、手動によって5日に1回の配達が可能な仕組みが取られていますが、私としては自動的に5日に1回の配達を設定できるようなオプションを付けていただきたいところです。繁忙期には活用したいです。
食事に創造性を追求している人は、作り置きを行うのが最良かと思われますが、それ以外のことに時間を使いたいと考えている人、忙しすぎる人はnoshは食事の手間や時間をお金で買うことができるという点で非常におすすめできます。しかも思ったよりも高くないというのもポイントが非常に高いです。