経済的自由の達成を目指すことは才能のようなものを手にする過程なのかもしれない

コミュニケーション
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2年前に社会人になってからというもの、ずっと経済的自由の達成をする日を目指してずっと前進し続けてきました。

その過程で、節約をどのような観点で行うべきか、あるいは貯蓄したお金をどのように運用するのかなどと色々と考えてきました。

このような遠い日のことを目指していると、時折、

「大富豪の娘に生まれていたら、そもそも経済的自由を目指して色々頑張る必要ってないよね」

ということも頭の中を駆け巡っていくときも勿論あります。

大富豪の娘に生まれるというのは一種の幸運ですし、そこに生まれた時点で、経済的自由を手にしている状態を既に手に入れているわけで、これはある種の才能を持って生まれた、と言ってもいいと思います。

逆にいえば、私はそのような才能を持たずに生まれてきてしまったわけです。

しかも、出身はど田舎ですし、都心に存在して呼吸をするだけでコストがかかります。

経済的自由を達成している状態というある種の才能のようなものを手に入れずに成人してしまったがゆえに何かしらの形で労働したり、勤め人として日々働いているわけです。

才能を持たずして生まれてしまったが故に才能を持っている人よりも最初の段階でやるべきことが増えてしまっている、ということなのかもしれません。

もともと、経済的自由を達成している人であれば、それなりに余裕があれば、多少は値段の相場などを調べずに済むわけで、そのリサーチのコストもさほど負担する必要がないわけですね。

このようなハンデを確実に背負ってしまっているわけですが、それでも、何年も資産形成をしているとだんだん自分が経済的自由の達成に近づいてきていると感じることがあります。

これは本当に微々たる前進でもあるのですが、しかし、それでも何か、自分が生まれながらにして手に入れることのできなかった才能のようなものを日々の人生を通して取り戻しているような感覚でもあります。

高給を目指して働いている人の中には、贅沢を好む人もいますが、いわゆる「取り敢えず、働いてお金を貯めてから、自分の好きなことをやるぞ!」という堅実なタイプの人もいます。

このようなタイプの人に私は近いと思います。

但し、大抵の人は「取り敢えず、貯蓄してから云々」ということを考えるのだと思いますが、私の場合は同じような行動をしていますが、それ以上に「自分が生まれながらに持っていなかった才能なようなものを手に入れるための活動」というより抽象的な捉え方をしている気がします。

何が違うのか、といえば、前者は純粋に振り込まれた給料から必要経費を引いてからの残りの貯蓄額が数字上増えていくことが、具体的な数字上の目標達成が重要な要素になるわけですが、私の場合はそれに加えて、自分にとっての最低限の生活費はいくらなのか?本当に必要なものは何かという考察を始め、経済的自由を掴んだらどのような人格、態度でありたいのか、ということをイメージして、では、資産運用の方針はどうするべきか、株価が上がったらどうするのか下がったらどうするのか、他人のために支出するのはどういう場合かという逐一細かいところまで考えて、一つ一つの行動に対して真剣に、その都度判断基準を構築していますし、その上で、経済的自由を達成するということはどのような成果が得られるのかという考えていくと、それはお金の問題ではなく、自分にとって最大かつ有限な「時間」という資源を手に入れることだということを考え、では普段の生活でその貴重な資源を有効活用できているのか、経済的自由の達成に並行してそのような有効な資源の使い方をしっかりと意識できているのだろうか、時間管理、タイムマネジメントの観点も真剣に考察しなければならないと考え、時間管理の観点からもお金という資源とのバランスを考察して云々・・・・・・

といったように、資産形成一つ、経済的自由の達成という目標一つにしてみてもそのとらえ方の抽象度が少し違うだけでそこから考察するべき範囲、やるべき行動は何かというものの検討数が格段に増えます。

これは、例えば食事というものを「ただ自分のお腹を満たすためにやる」のか、「自分という身体を作るためにやる」のか、さらに「自分の身体作りとともに他人と食べることを通じて如何にコミュニケーションを円滑にするのか、人間関係も構築することを含めた人的資本や社会的資本の形成を如何に行うのか」のか、というとらえ方の抽象度、目的の違いによって考えるべき事、検討するべきことが増えるのと似ています。

このように、単なる事実や言葉に対する解釈、意味づけの抽象度の違いが、その人の思考の深さを決定づけているようにも思います。

私の場合は経済的自由の達成に向かっていくことについて、ある種の才能を手に入れる活動というとらえ方をしており、それに自分が向かっているということ自体に対してワクワクする感覚があったりします。

もしかしたら、経済的自由の達成に限らず、このような少しずつ何かを構築したり普通の人では手に入れにくいものを創造したり手にすることが好きなのかもしれませんね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
手取り月収貯蓄率90%overを達成。
ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

普段は、今より良い人生を送りたい人のための個別コンサルティングを1時間につき14万3000円(税込)で請け負っています。
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