私の場合、これからの10年の生き方を考えると、重要課題と言えるのが、
「住環境を一体どうするのか」
という問いに一定の答えを出すことだと考えています。
そして、今までは「部屋の中に限った」住環境に主に着目して、自分にとっての最適な間取りは何なのか、という点を考えてきました。
その結果、思いの外、一般的に必要とされる家具が実は私にとっては不要であったり、いらない設備は何なのかという点についてもだいぶ考えが深まってきたと思います。
しかし一方で、住居の選択において重要なのは、部屋の間取りだけではありません。
部屋の外である、周辺環境なども重要になってきます。
いわゆる、立地というやつです。
最近は、この立地に関する考え方をもう少し深めたいと考えて、毎週のように時間を作って、都心を中心に立ち行ったことのない場所に行って様々な物件を内見しにいっていました。
しかし、このように行動を重ねてみても、「ここの立地だったら住みたい」という気持ちにはなかなかなれていません。
なんというか、1日限りで遊びに行く分には楽しそうな場所だけど、わざわざ住む必要あるのだろうか、といった感覚のところが多かったです。
もっといえば、1週間や2週間限定で住んでみるというくらいの興味しか湧いていない感覚がありました。
この期間となると短期でホテルに泊まって居るのと変わらない感じになってきます。
私の中では、もっと、ここに住んでいるからこそ得られるものを得たい、と言ったものを求めて居るような気がするのですが、都心で探してみてもほとんどの場所はそういう雰囲気ではない感じです。
端的に言うと、行動した割にリターンが得られていないといった感覚です。
ここでひとつ思ったのは、やはりそもそも日本という範囲で考えているのが良くないのではないのか、ということです。
すなわち、海外も視野に入れて自分にとって望ましい立地、アドレスは何か、という点をもっと追求するべきではないか、ということです。
もちろん、いきなり海外移住をしたところで失敗する予感しかしないので、ここは慎重に進めたいところです。
スモールステップとして、
「旅行に数泊で行く」
といったレベルから
「永住する」
までかなり踏み込み方としてはグラデーションがあります。
ここは、まずは旅行に行くという1番手堅い方法から少しずつ自分にとって望ましい立地、アドレスを探していきたいところです。
もっとも、旅行については、今はコロナ禍でもありますので、すぐに行くことができません。
この点、海外旅行ができるように時間を置いてひたすら待つしかありません。
この辺りは時勢もあるので、なかなか前は進めることができなくても仕方がないと考えています。
しかし、その間にも手元でできることはやっておきたいと考えています。
具体的には、海外旅行よりもハードルが高い、
「海外留学に行く」
「海外で事業を回す」
「海外で勤め先を見つける」
といったあたりの準備を少しずつ進めて、時が来たらこれらの計画を決行するのが良いのではないかと考えています。
これらは海外旅行よりもそれなりに事前の準備が必要なのでコロナ禍であるうちに、ある程度日本にいる間にも基盤を固めておきたいところです。
突然、インスピレーションが湧いて、「ここに行きたい!」となったにもかかわらず、何も準備ができてなくて行動できなくなってしまうというのが1番もったいない気がするので、勉強を始めとして、推理小説を書き留めるように、少しずつ伏線を張っていきたいところです。
この辺りの形でも少しずつ種まきをしていきたいです。