ここ半年ぐらいは、タンパク質や水を中心に摂取するということを意識しつつ、炭水化物や糖質の含まれている物をなるべく摂取しないように気をつけていました。
おかげで、白米は全く食べないようになりましたし、コンビニでお菓子を買うこともなくなりました。以前はお腹がすいたら、取りあえずコンビニでボリュームのありそうなお弁当やお菓子に手を伸ばしがちな部分がありましたが、自然と避けるようになってきています。
また、飲み物も大幅に変わりました。もともとジュースなどをついつい飲んでしまっていたり、カフェインがそれなりに含まれているウーロン茶などを摂取しがちでしたが、全般的にノンカフェインを意識し、メインは常温のミネラルウォーターを摂取するようになりました。
このように、ここ半年ぐらいで、食生活は全体的に「あまり食べない方が良いとされているものを避ける」という形で改善されてきていると感じています。
一方で、もともと、炭水化物過多の食事をしていた影響もあったため、なかなか野菜やフルーツなどを食べる習慣は身については来ていませんでした。
炭水化物を取ることによって得られていた満足感は、主に肉中心の食生活とすることによって、代替措置のように満足感を代わりに得ていた部分があります。
ダイエットをしようと決意した人はいきなり炭水化物を削って野菜を中心に食生活を切り替えようとしがちですが、あまりにも食事の内容が変わりすぎて炭水化物で得ることができた満足感を野菜では禄に得られなくなり、それがストレスとなって挫折しているのではないか、と感じることがあります。
人間はそもそも本能的には変化を好まないので、いきなり自分を大幅に変えようとすると、本能に拒絶されてしまいます。
したがって、やるとしたら少しずつ始めて脳を騙しながら、少しずつ変えていっていつの間にか100%変わってしまったという状況になることを目指すべきだと考えています。
それは時には何年もの時間を要するかもしれませんが、しかし、完全に切り替えが完了した際には、人として生まれ変わることができるので、時間をかけて自分を変えるという覚悟を持って取り組んでみることには大きな価値があると感じています。
貧乏な人が一夜でお金持ちにはなれないのと一緒で、今まで食生活が良くなかった人がいきなり食生活が良い人になることはできません。
少しずつ、自分の状況を改善する、成果が出るまで時間がかかってもかまわないと感じながらコツコツ取り組んでいくことが結果的に近道ではないでしょうか。
このような観点から、私の場合はどうしてもタンパク質をとるという目的よりも、炭水化物を摂取したのと同じような満足感をまずは得ておくという目的で、どうしても肉中心の食生活になりがちなところがありました。
そのため、タンパク質を摂取すると一口でいっても、例えば豆腐などの比較的満足感を得にくい食物にはあまり手を出さないところがありました。
そして、野菜をまだあまりとれていないという自覚がありつつも、なかなか、野菜を中心にすることができない状態が続いており、また、フルーツも買うのが大変だし高いしという理由から敬遠しがちでした。
しかし、一度はフルーツや野菜を中心とした食生活とすることを体験してみたいという気持ちもあるため、今後は少しずつ、このような方向性にシフトしていこうと考えています。
例によって、一気に変えてしまうと速攻で挫折するのが目に見えているので、少しずつ野菜やフルーツを摂取するという生活にシフトできるように、まずは一食分から変えていくという意識で、食習慣を変化させたいと考えています。
差し当たり、どのコンビニやスーパーでどのような野菜やフルーツが買えるのか、買いやすくて、かつ食べやすいスタイルをどうすれば確立することができるのか、という観点からまずは情報収集を開始したいと思います。
今までの習慣化の経験から、「そもそも周辺環境を整えないと習慣化は挫折する」ということが分かっているので、この食生活のシフトという目的に向かうために、自宅の環境を整備したり、職場の環境を整備するというところも意識していきたいところです。
具体的には、食べたい物以外の物は視界から消す、という辺りから取り組むのがおすすめです。例えば、想像してみれば分かるのですが、野菜中心の食生活をしている人の部屋の中に食べかけのお菓子の袋などが存在していることなど想像できるでしょうか?普通に考えれば、そんなものは存在しないはずなのです。存在しないからこそその人は野菜中心の食生活が可能なのです。
このように、野菜中心の食生活を送っている人のあるべき姿、周辺環境を想像して、それに向かって自分の周辺環境を創造していくという試みが大事になるのです。
このような意識を持って試行錯誤を続けていきたいと思います。