【第1013号】ドルベースでの請求(ex:USD1,150/h)で最高益を出し続ける人たち

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昨年あたりから、

「外貨を稼げる人は今の時代すごく強い」

という話をしてきました。

日本にいると、

「〇円の支払をお願いいたします」

という形で日本円をベースとした請求を行う人が大半なのですが、

外貨を稼ぐことができる人というのは、日本円以外をベースに請求を行うことが可能です。

これは特に円安の時に力を発揮しやすいことでしょう。

というのも、

例えば、USD1=140円

の場合(税抜きを想定)、

ドルベースでの請求を行う場合、

一時間当たりのチャージ金額をUSD1,150と設定すると、

1,150×140=161,000

となり、

一時間当たりのチャージ金額の日本円換算は161,000円となります。

これが、

USD1=100円

の際には、

一時間当たりのチャージ金額の日本円換算は115,000円となります。

為替レートによっては、

単にドルベースで請求するだけで日本円ベースで請求するよりも高い実入りが期待できる

場合があるのです。

しかも、支払う側から見ると、為替レートに関わらず、

一時間当たりのチャージ金額USD1,150を支払っているという事実そのものは全く変わらないため、負担感が変わらないわけなのですね。

円安が進むだけでこれだけのインパクトが生じ得るのです。

このようなことができる人は円安時には比較的稼ぎやすいでしょう。

もちろん、

「そもそも、ドルベースで請求できる相手がいない!だから、困っているんだけど?!」

という重大な問題にここで直面するわけですが、

そうであっても、諦める必要はありません。

何故ならば、

「今現に、ドルベースで請求出来ている人の取引先になったり、雇用してもらう」

という方法によっておこぼれをいただくこと自体は可能だからです。

近年、インフレの流れで賃金を上げようとしている企業も出てきていますが、その多くはこのように海外との取引があるために現在進行形で稼げている企業だったりします。

したがって、英語の力が厳しく要求されることもままあるのですが、意外と寛容なところもあったりするため、あなたがこのような企業に雇われること等に関心があって、かつ、英語に苦手意識があったとしても挑戦してみる価値はあることでしょう。

「外貨を稼げる人は今の時代すごく強い」

です。

日本円でしか稼いでいない人は、稼ぎ方についてパラダイムを広げてみると良いかもしれません。

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