22世紀の世界を見るために1番大事にしたいのは睡眠時間

コミュニケーション
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以前の記事でも書きましたが、私の野望の一つは、100歳以上生きて、20世紀、21世紀、22世紀の3世紀分生きることです。

そして、そのために重要になるのは、如何に道半ばで死なないようにするのか、というリスク管理、危機管理ということになるでしょう。

代表的なのは、健康寿命を損ない、病死してしまうことです。

したがって、健康には気を遣っています。

ところで、健康に気を使う中で1番重要な要素はなんでしょうか?

食事や運動など色々思いつくところはありますが、1番重要なのは睡眠時間の確保だと思っています。

色んな人の寿命などをみているといわゆるショートスリーパーの人は結構寿命が短い傾向が強いらしく、食事や運動などにかなり気を遣っているような方であっても、60代で亡くなっている方もあるようです。

短時間睡眠の方はクリエイティブな方も多く、素晴らしい成果を上げている方もいます。

これは、睡眠時間を削った分の時間で他人よりも多くの修練を重ねているという要素も間違いなくあるでしょう。

若いうちに頑張れば頑張るほど、早い段階で能力がつくわけですから、ライバルも抜かしやすくなるでしょう。

しかし、そのリスクとして、寿命が短くなるということは意識しておいた方が良いと考えています。

一方で、90歳以上生きている方は睡眠時間を8時間くらいはしっかりと確保しているようです。

漫画家の水木しげるさんなどが代表でしょうか。彼は毎日10時間睡眠だとか。

若いうちに睡眠時間を削ってその時間を用いて、一気に能力と成果を上げるのか、あるいは睡眠時間は削らずに細く長く生きていくことを優先するのか、という問題だと思います。

ちなみに、ホリエモンこと、堀江貴文さんはというと、睡眠時間を削らない派のようですが、

彼が睡眠をしっかりとる理由が興味深く、健康が大事なのは当たり前として、

「長生きをすることで、その分テクノロジーが発展するので、仮に睡眠を削っている人より仕事に取り組める時間が少なかったとしても、

長生きすると、テクノロジーの発展の恩恵を受けて、結果的には生涯トータルのパフォーマンスが上がるはず」

という考えのようです。

正直、この視点はなかったです。確かに、長生きをすればするほど、その時間は他人も同様に生きているのですから、その後において、その他人の労働時間を買い取る、買収するということもできるわけです。

すなわち、長生きをすればするほど自分の寿命を使用した分のみならず他人のその間の寿命による成果の恩恵をも受けることが可能になります。

自分の時間以外の他人の時間を活用できると考えると、これほど素晴らしい話はありません。

このように考えると、よほど強い理由がない限り、若いうちに成果をあげることを急ぐあまりに睡眠時間を削っていくということは避けるべきであると考えられます。

ところで、この、今を優先するために睡眠時間を削るという行為は、健康寿命を損なうという話についてですが、構造的に何か既視感がないでしょうか?

そう、借金です。

つまりは、未来における健康な時間を削る代わりに現在における健康な時間を増やす行為です。

まさに金融取引のようなものです。

健康の前借りといってもいいかもしれません。

これは、自分の時間についてリスクをとってレバレッジをかけていると言えるかもしれないです。

睡眠時間を短くするというのは、健康の前借りによってレバレッジをかける行為であるということです。

レバレッジをかけている分、その時間の生産性が高ければ若いうちに高い成果をあげることができるでしょう。そして、本人にとっても非常に満足いく結果を得られるはずです。

しかし、その前借りした時間を有効活用できなかった場合、未来の時点における健康な時間を失うことになります。

したがって、単純に「睡眠時間は削らないべき!」ということを私の方から強く主張することはできないものの、しかし、睡眠時間を削った分、その現在における健康な時間を本当に適切に活用できているのかどうかというのは厳しくチェックするべきであると考えています。

具体的には、特に人生のために重要にならない第3領域や第4領域のために睡眠時間を削ることはできません。

睡眠時間を削り、健康の前借りをするべきタイミングというのは間違いなく、第1領域や第2領域をする時になるでしょう。何故ならば、彼らの活動はともに重要だから若いうちにできることならばやっておいて良いところだからです。

もっとも、私が従前から話しているように、第2領域の活動によって、第1領域の活動というのはどんどん削減することが実は可能です。

そして、第2領域は重要ではあるものの、しかし、緊急性はないわけですから、敢えて睡眠時間を削ってまでやるべき活動なのかと言われるとどうしても違和感があるわけです。

むしろ、睡眠時間を削るのではなく、第3領域や第4領域の活動をやらないという決断することによってその分の時間を捻出するべきではないでしょうか。

それでも、仮に足りなかったら、意を決して、健康の前借りをするべきでしょう。真に大事な活動のために時間を使うのです。

睡眠時間を削るというのは実はそれほど、重大な行為であるということです。

したがって、今後は睡眠時間の確保という活動も私の中で第1領域や第2領域の活動に位置づけられそうです。

もともと、快適な睡眠というものにはそこそこ関心があり、そのためにそれなりに値段をかけてベッドなども用意しています。

しかし、一方で私は3、4時間睡眠というのも一応可能でした。まあこれは、単に若さゆえだとは思いますが。

受験勉強の追い込みや勤め先の仕事が忙しい時などはよく睡眠時間を削って成果を上げることを優先していました。

一日20時間ぐらい机に向かっていた時期もあったのですが、正直レバレッジをかけすぎていたという感覚は否めません。

そのため、今後は睡眠時間の確保をすべての活動よりも最優先にしつつ、加えて寝たくなったら基本的に寝るようにすることを心がけたいと思います。

やはり、睡眠時間をしっかりとった後の方が体も気持ち良く起きることができるので精神的にも気持ちいいですし、肌の調子も良くなりいかにも健康!といった顔つきになります。

そう考えていくと、今まで睡眠時間を削ってでも成果を上げてきたのは単純に若さゆえのボーナスタイムを使用することができていたからということに過ぎないのだと感じます。

これからアラサーになってくるにしたがって、どんどんリスク許容度も下がってくるでしょうから、健康の前借りという形で無用なレバレッジをかけないようにしたいですし、レバレッジをかけなくても問題ないような状況に持っていきたいところです。

これは投資の世界で言うと、若い頃に少額の元手しかないが若いがゆえにリスカ許容度が極めて高く、レバレッジをかけまくることができ、それにより(戦略がうまくいき)一気に財産を増やせたが、年齢を重ねるにつれてどんどんリスクの低い投資方法にシフトしていくという動き方と似ていると思います。

このように、考えていくと、より俯瞰的にこれからの私の人生全体の時間という資産の運用方法についてはますます強く意識していきたいところです。

さらにいえば、寿命を伸ばすメリットというのは上記のように自分の時間のみならず、他人の時間までも手に入れることが可能になる点ですから、今後は他人の時間を自分の手にするための方法論についてもさらに追求していきたいところです。

単純にお金の力で他人の時間を買収するという考え方もありますし、むしろ、お金の力を介さない、コミュニケーション能力によって他人の時間を借りるという方法論もありうるわけですね。

正直、後者をより追求した方が健全であると考えています。いざという時に頼りになるのはお金ではなく人ですから。

というわけで、今後は睡眠時間の確保を第1領域、第2領域に位置付けていくことから始めたいと思います。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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