時折、ニュースになることがあるのが、特定の企業による組織的な不正行為ですよね。
末端の勤め人にまで
「○○(不正行為)をするのは当たり前」
といったカルチャーを浸透させることによって、常態的に不正行為を行わせているところもあるでしょう。
このようなニュースを見ると、
「何故、不正行為をさせられているような会社を辞めないのだろう」
と感じる人がたくさん出てきます。
実際に、そのような会社から転職した、とか、もう独立した、といった人もいる一方で、
「残っている人は何を思っていたのだろうか?」
ということが気になることでしょう。
人によって、事情は様々でしょうが、
「この勤め先をクビになったりしたら自分の身が危ない」
といった保身を考えざるを得ない状況にあった人は多いのではないか、と考えられます。
転職済みの人や独立済みの人たちは、
転職があっさりできるほどの市場価値
や
独立できるほどのスキル
を既に持っているからこそ、すでにその会社を離れることができている一方、
そのような要素を持っていない人達にとっては、
「ここでクビになるとまずい」
という気持ちが強まることは間違いないでしょう。
このような人たちは、リスクを承知で退職するぐらいしかできることがありません。
逆に言えば、退職できるほどのリスク許容度を高められた人たちは、このような不正行為にこれ以上加担しないという選択肢をとることができるようになってきます。
転職があっさりできるほどの市場価値
や
独立できるほどのスキル
を持てていない、という人であっても、地道に貯金を行うことは可能です。
勤め先の不正行為に加担しないためにも
貯蓄の習慣をつけて、自分の身を護る
という行動が大事になるでしょう。
クビにならないようにするための努力も大切ですが同時にクビになっても困らないようにする努力も大切なのです。