あなたは、日常生活で、唐突に
「思いつく」
ことがありませんか?
例えば、ふと道を歩いている最中などに、
「あれ、○○っていいんじゃないかな?」
とか
「××って面白そうかも?」
といった非常にふわっとしたレベルの
「思い付き」
が急にどこかから降ってくることがあります。
このような
「思い付き」
ですが、
大抵の場合、
初めは役に立たない
という結論になることが多いです。
やはり、急に思いついただけであるため、
よくよく調べると、何かしらの障害があったりして、
「やっぱりダメっぽいな……」
と落ち込むことも良くあります。
とはいえ、実際には、このような
「思い付き」
というのは、長い目で見ると、貴重な財産になる可能性があります。
役に立たない
と思いきや、
実際には未来に向けて重要な価値を持つ可能性があるのです。
思い付きは、独創的なアイデアや新しいアプローチのきっかけとなることがあります。
その瞬間には役に立たなくても、後にそれを発展させたり、他のアイデアと組み合わせたりすることで、新たな価値を生み出すことができます。
例えば、全く違うことを悩んでいる最中に、
「そういえば、数年前に○○についてそれなりに調べてみて結局××ということがわかったわけだけど、これと組み合わせることができるのでは?」
といったアイデアを思いつくことがあるのです。
場合によっては、それは独自性の高いアイデアにつながることがあります。
これは、一見関係なさそうな点と点が線でつながることがあるからです。
思い付きは、問題解決のプロセスに新しい視点をもたらすことがあります。
その場では使い物にならないかもしれませんが、将来的には困難な問題に対して独自の解決策を提供するヒントになることがあります。
「思い付き」はその場では使い物にはならなくとも未来への糧となる
わけです。
したがって、
どんどん「思い付き」、そのアイデアを頭の中などにストックしておきましょう。
それはいずれどこかのタイミングで役に立つかもしれないのです。