一般的に、
「生活が破綻してしまった」
という状況の人のことを想像する場合、
浪費癖が多い
とか
そこまでそもそも稼げていない
といった理由が真っ先に思い浮かぶことでしょう。
そして、実際にそのような場合はとても多いと思います。
とはいえ、
浪費のような支出がさほど多くはなくとも、今後、
生活が破綻してしまった、
という状況になってしまう人は増えてくるかもしれません。
その原因の一つとして挙げられるのは、
増税
でしょう。
厳密には、税に加えて社会保険料というものがあるので、このような
非消費支出
というべきものが今後どんどん増えていくことによって、
「そんなに贅沢とかしていないはずなのに……」
「別に浪費癖があるわけではないのに、生活が破綻してしまった」
という状況に陥る可能性は十分にあります。
特に、この手の増税のターゲットになりやすいのは、勤め人となります。
一度、自分の給与明細や家計簿を見直してみると良いでしょう。
所得にもよりますが、それなりの税や社会保険料を取られているはずです。
勤め人は安定した収入を得られるという意味では良いポジションですが、
同時に、税金や社会保険料という支出に対する対抗策は非常に少ないポジションでもあります。
そのため、
「頑張っているはずなのに、何故か資産形成が進まない」
といった状況に陥りやすいのです。
資産形成で忘れられやすいのが、このような非消費支出です。
一度、税金や社会保険料に関する知識を深めることはもはや今の働き盛りの人にとって必須とも言えます。
ふるさと納税についてはかなり認知が進んできたようですが、他にもいろいろな制度があります。
「今後、増税によって私たちの生活が破綻してしまう可能性」
について問題意識を持ちつつ、今後どうするべきなのか考える必要があることでしょう。
そういう意味で、税金や社会保険料の勉強をしながら、
勤め人を続けながら起業をする
といったリスクの比較的低いことなども試みてみるのも良いかもしれません。
あなたが知らないだけでやっている人はいつの間にか試しているのです。