ポケットモンスターというシリーズのゲームをご存知の方は、
600族
という言葉を聞いたことがあることでしょう。
これは一言で言えば、
伝説ポケモンではないがハイスペックなポケモンたち
といえます。
要は、ポケモン界におけるエリートですね。
600族と呼ばれるポケモンに何が存在するのかなどについては以下が参考になることでしょう。
600族とは:
合計種族値の合計が600になる一般ポケモンの通称(メガシンカポケモンは含まない)。海外では「Pseudo-legendary(偽伝説)」と呼ばれている他、公式での名称はないものの、2019年10月にポケモンセンターが600族の関連グッズを販売した際、ポケモン公式サイトでは600族のポケモンのことを「進化するほど強くなる!「大器晩成」なポケモンたち」と呼んでいる(実際進化レベルは高く、低くて45、高いと60越え)。
https://dic.pixiv.net/a/600%E6%97%8F
ポケモンにおいては、
例えば、ザシアンのように伝説ポケモンでかつハイスペックで、、という明らかに強いものもいますが、一般ポケモンの中で600族と呼ばれているポケモンは一般ポケモンの中でもとりわけハイスペックなので、活躍している場合が多いです。
もともと強いので、小学生が考えたようなフルアタ構成、すなわち、
強そうな攻撃技をとにかく連発する
だけでも十分に相手を倒すことができるポケモンたちが多いです。
彼らは普通に強いのでぶっちゃけ戦略とかは特にいらない場合も多いです。
人間で言うと、
高学歴エリート
みたいなイメージに近いかもしれません。
パッと見ただけで、
「めちゃくちゃステータス高い!」
「活躍してそう!」
と私たちに思わせる人たちですね。
このように、
600族=強い
というイメージがついてしまっているがゆえに、
一方では、600族であるにもかかわらず、
600族の恥
600族の面汚し
といった不名誉な呼ばれ方をされているポケモンも実は存在しました。
具体的には、一時期、ジャラランガなどがそうでしたね。
「600族にしては弱い」
というのがその理由で、
一言で言えば、
種族値配分が悪く環境に合わない
という見解が多かったです。
これは、例えば、試験で言うと、
10科目の試験があった際に、
合計すると、600点はあるのに、
科目Aでは、75点と中途半端、
科目Bは足切り点が102点なのに、100点しか取れておらず微妙に届いていない
などの細かい点数配分が試験の合否との関係で都合が悪く、合計点が高いはずなのに、あまり評価されない、活躍できない
というのと似ているかもしれません。
実際、経歴やステータスは良い、高いはずなのに、現実の社会で上手く活躍できていない人というのは時折見かけます。
600族の恥と呼ばれているポケモンたちが、
種族値配分が悪く環境に合わない
と言われているように、
微妙に環境とかみ合わず、本来彼らが持っているはずの能力が上手くいかせていないということです。
ちなみに、
ポケモンの場合は、対戦環境が定期的に変更されるため、
環境が変わったことで、一気に本来の力を発揮し、活躍できたパターンも存在します。
このように、
ハイスペック(600族)なのになかなか活躍できないポケモンたち
というのがポケットモンスターにおいては存在しており、
その理由は、
環境と合わないから
というものもあり、
ここからも、
いくらハイスペックでも環境が良くないところにいると活躍したくてもできない
と言えるでしょう。
これは、
人においても同じことが言えます。
今活躍できなくても、環境をちょっと変えるだけで一気に活躍できるパターンというのはいくらでもあります。
最近では、変化が激しい時代とも言われ、
「リカレント教育がー」
などと言われることも増えてきましたが、
ハイスペックを目指すこと以上に、
「どのような環境ならば自分は活躍しやすいのか」
ということをよく考えて、そのような環境を普段から探し回ることが重要です。