12月は、
師走
とも呼ばれて忙しい日々を送っている人が多いですね。
「毎年12月は〇〇という都合でとても忙しい」
と感じている人は多いでしょう。
それは、仕事上の都合かもしれませんし、
家庭の都合かもしれません。
あるいはプライベートな都合かもしれませんね。
そのような理由について考えてみるとその中には、
「今年やり残したことが12月に結果的に先送りされてしまった」
というパターンもあるのではないでしょうか?
「これは本当は10月にやるべきだったができてなかった」
ということもあるでしょうし、
極端な場合には
「1月にはこれをやるべきだったがなんやかんやでここまでズルズルと来てしまった」
という場合もあるようです。
逆に言えばそのような先送りを一つ一つ無くしていけば、
12月といえども
「そこまで極端に忙しくないな」
と感じるようになります。
むしろ、
「今日は何もやらなくてもよさそう」
と感じるような
「何も予定がない日」
すら作り出してゆっくりすることも可能です。
師走においてそのような日を作るのは非常に重要でしょう。
次の年へのスタートダッシュに関して、12月は非常に重要な月だからです。
ここで焦らされることなくゆっくりと作戦を立てることができるのは大きいです。
また、このようにゆっくりとした時間を得ることは
「変な目標を立ててしまわない」
ためにも重要です。
私たちは油断すると今の延長線上にある目標しか思いつかなくなってしまいます。
例えば、
「今年は売上20%上がったから来年は30%上げることにしたい」
といった具合ですね。
しかし、何故30%が目標になるべきなのか、それを達成したらどんないいことがあるのか、
といった根本的な目的の部分についてはなかなか目がいきにくく、
「そもそも、なぜ売り上げを伸ばさないといけないのだっけ?」
といった根本的な部分に考えがいきつかない、落ち着いて物を考えることが難しくなりやすいです。
そのような罠が師走にはありがちなので、それゆえにゆっくりと考える時間を確保するために
「何も予定がない日」
を積極的に作ることが望ましいですし、
そのためには人によっては1月から積み残された先送り癖をある程度解消する必要があるかもしれません。