【第1217号】「この人は何故まともに宣伝していないのか」と思われる人の中にはそもそも集客の必要がない人がいる

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多くのビジネスにおいて

「広告宣伝費」

というのは重要な役割を果たすことが多いです。

広告というと、代表的なのはテレビでしょうか。

「テレビでこの人を見たことがある」

とか

「テレビでこの商品を見たことがある」

というだけで、存在が認知されることとなって、集客がされることとなるため、多くの場合、売上につながりやすいのです。

最近は、ネット上での広告も多いですね。

ビジネスを行う際には、商品を作ることも大切ですが、

「この商品をより多くの人に知ってもらう」

ための活動を行う、ということも非常に重要になる場合があるのですね。

ところで、そのような原則があるのにもかかわらず、

「自分の会社、商品、サービスについて、ほとんど宣伝していない」

「びっくりするほど、自社HPの情報が薄い」

といった振る舞いをしている企業や個人も存在しています。

彼らを探している側からすると、

「どうしてこんなに情報量が足りないのか」

「せめてもっと何か書いてほしい」

と感じるかもしれません。

「もっと自分の良さを対外的に上手くアピールすればもっとお客さんが増えるかもしれないのに」

とおせっかいなことを考える人もいるかもしれませんね。

しかし、そのような企業などの中には、実は、

「そもそも、宣伝する必要すらないので、広告や宣伝に全く力を入れていない」

というところが存在するのです。

すなわち、彼らは、既に大口顧客、太客をガッチリ握っているがゆえに、

「そもそも、集客の必要性を感じていない」

という状態なのです。

私たちは、ついつい、

「しっかりと宣伝しているところの方が良い企業、良い商品を作っているに違いない」

「宣伝は当然するべきだろう」

などと考えてしまいがちですが、

実はそうとは限りません。

どう見ても気合が全く入っていないHPなのに、実は物凄く儲かっていて、集客の必要性を全く感じていないから改善もする気がない、というところは確かに存在するのです。

もちろん、一見さんからすると、

「一体、ここのどこが良いというのだろうか、正直、全くわからない……」

とどこか釈然としない気持ちを抱くかもしれません。

しかし、確かな大口顧客などの紹介によって、実は「知る人ぞ知る」という状況になっていることもあるのです。

このような状態になると、

「広告宣伝費が全くかからない」

という状況になるので、非常に経営が安定します。

このような、宣伝などの営業の活動をすることなく集客を行うことが可能になる、すなわち、営業活動をゼロにするという境地に達することができると、零細企業の場合、ほぼ目指すべき一定のラインを超えたと言ってよいかもしれません。

「宣伝は当然するべきだろう」

とか

「しっかりと宣伝しているところの方が良い企業、良い商品を作っているに違いない」

などと私たちは考えがちですが、実はそれは思い込みに過ぎないのですね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
手取り月収貯蓄率90%overを達成。
ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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