タイトルの通り、ブログが一時期表示できず、Wordpressにもログインすらできない状態が続いていました。
以下の8月9日のブログ記事をアップロードした直後からです。
↑この記事の更新を最後に、ログインができない状態になりました。
朝、記事を更新するためにWordpressにログインしようと思ったところ、ログイン画面が表示されない状態だったので、
ブログの更新すらままならない状態でした。
焦ったので、サーバー契約を使用していたエックスサーバーサポートにお問い合わせをしたのですが、かなり復旧させるのに時間がかかりました。
何故こんなことになってしまったのかと言いますと、古いサーバーから新しいサーバーへとサーバー契約を移転させて、その上で、ドメイン移管をしようとしていたのですが、
見事にドメイン移管の際のデータ移行が失敗していたようです。
ドメイン移管、失敗!ってことですね。
おかげで、8月10日と8月11日はこの確認作業と復旧作業を行うだけでほぼ時間が取られてしまいました。
色々やっていたのですが、一つだけ教訓として言えることがあります。
エックスサーバーサポートは頼りになりません。。。。。
ちゃんと自分で変なところがないか、どうすれば良いのか、調べましょう。。。。。
エックスサーバーサポートは持ち回りでお問い合わせを受け付けているせいか、引継ぎがまともにおこなわれない体制の元で、次々に担当者が入れ替わるようです。
したがって、質問をしても、的外れな案内をされる可能性が高いです。
メールチェーンからある程度顧客側の状況は把握できるかとは思われますが、それでも、
「この状況で、そのような回答する??」
とこちらが思うような回答が多かったです。
なんというか、システムについては エックスサーバーサポートの皆さんの方が明らかに詳しいはずなのですが、顧客側の獲得目標や文脈が見えてないんですよね。
だから、的外れだったりとか、その場しのぎのような、顧客側のシステムに対する理解度を勘違いしたような回答になるわけなのですよね。
最終的には、 エックスサーバーサポートは頼りにならないと感じたので、自分で色々調べて移行作業を行いました。
仕事をしていく中では、顧客側の獲得目標がそもそも見えなかったりすることも多いので、その時は結構私も苦労するときもあるのですが、
今回のように、ドメイン移管やそれに伴うデータの移行作業を行ってホームページ、ブログをまともに見ることができる状態にしたいという獲得目標が明らかになっていて、
しかも、メールチェーン上からどの辺りで躓いているのか、という点もある程度推認できるようにしているので、そういう文脈でどのような行動を顧客がするべきなのかと回答していただかないと回答としての価値がないのではないか、と感じます。
特に、気をつけないと行けないのは、専門的な知識を武器に仕事をしている人ですね。
専門的な知識を一生懸命勉強したからいける!などと思いがちですが、そんなに甘くありません。
専門的な知識=一般的な常識だと思い込みやすいので、顧客の理解度と自分の理解度に大幅な乖離がある場合があります。
この辺りを読み違えると、解決までのハードルが一気に上がります。
そのため、お問い合わせについて対応する場合には、
①顧客側の獲得目標は何か
②顧客側が躓いている点は何か、文脈を把握し、何をこちらから言えば顧客側が適切な行動をすることができるのか、考える
③そもそも顧客側のリテラシー、理解度のレベルはどの辺りか、手元のFAQを出したら理解できるレベルなのか、それとも根本的なところから何かしらの説明が必要なのか?
という辺りを押さえることが重要になってくると思われます。
逆に言えば、上記①から③を考えたことがない、今後考える予定がないという人は、専門的な知識を持ってしても、仕事で生き残るのは難しいでしょう。
専門的な知識というのはそれ単体で何かができるわけではありません。
専門的な知識を顧客に適切に活かしてもらうからこそ価値があるわけです。
自分やその仲間内で仕事が完結する人はいいのですが、コンサルティングのような業務をやっている人は特にこの点を気をつける必要があります。
したがって、
専門的な知識+コミュニケーション能力
の組み合わせがコンサルティングのような業務には必須なのですよね。
専門的な知識があるにもかかわらず、顧客に全く信頼されない方というのが世の中には存在するようですが、
そのような人は上記のようにコミュニケーション能力が無いために、顧客側から見切られる運命にあるわけです。
端的に言えば、この人だと役に立たないな、と思われてしまうということです。
他人事では無く、これは私も気をつける必要があるなと感じました。
一応、仕事上では、意識的に「初心者向けの説明も付け加えておいた方が良さそうだ」と感じたときなどは、自分でその説明を加えたり、部下に指示する際にも、この点は気をつけてねと話しているので、一応意識はしているのですが、
しかしながら、今回のように、実際に顧客側の立場となってみると、
「かゆいところに手が届く」
とも言うべき、そういう案内ができる人が今後は一番重宝されるのではないかと感じます。
やはり、自分でリサーチしてある程度知識を付けることももちろん可能ですし、今回はまさにそのようにして何とか解決させましたが、
ネット上にまとめられている情報というのはどうしても多数に対して発信されていることもあって、それを自分なりに解釈した上で、自分の場合はそのまま適用できるのか、それともちょっと自分の方で工夫をしないと生かし切れない情報なのか、というのを判断する必要があります。
これは本についても同様ですね。
どうしても、自分向けにアレンジされた情報というのはなかなか手に入りにくいわけです。
したがって、どんな内容のサービスを提供するのであれ、
「あなたの状況や願望に照らして考えると、このような商品が良いですよ、このようなサービスをこの順番で使用するのが良いですよ」
と丁寧に提案してくれる人が一番顧客目線だと役に立ちますね。
自分の文脈に紐付けて適切なアドバイスをしてもらえているのですから、当たり前ですけれども、やはりそういうことなのだろうと思われます。
この辺りは非常に教訓になると感じました。
取りあえず、何だかんだで夜遅くまでデータ移行の作業をしていたので、睡眠時間が足りていない気がしているので、今日はゆっくりします。。。
あ、一応、今回のことがあったと言っても、サポートが頼りにならないと感じたとしても、エックスサーバーのサービス自体は安価ですし、普段使いとしては十分オススメはします。
自分である程度調べることで解決できるところがあるということも今回のことでよく分かりましたから。【PR】