どんな人であっても、
「比較的得意なこと」
があれば、
「比較的苦手なこと」
もあるでしょう。
得意なことであれば、何時間も時間をかけても良いと感じる一方で、
苦手な分野であれば、些細なレベルの時間が必要であっても、なかなか億劫だったりして前へ進まないことが良くあります。
このような苦手な分野が目の前に山積すると、途端に様々な物事が進まなくなってしまいます。
それゆえに、
「自分がやるべきではない、苦手なことは思い切って他人に任せる」
といった決断が必要になることでしょう。
多くの人は、
「自分の弱点や苦手はなるべく克服しなければならない」
と努力をしますが、
一定のレベルまで行くと、
「ここから先を頑張っても得意な人にはかなわない」
ということを察知することができるようになります。
そのため、
「思い切って他人に頼る」
ことが必要になってくるのですね。
実際、人生は有限ですし、苦手なことの中にはあなた自身が取り組む必要が実はないことも含まれています。
それゆえに、早い段階から
「人に任せる技術、スキル」
というものを徐々に磨いていくことが重要になってくるのです。
これは、
「そもそも誰に任せるのか」
「どれほど具体的な指示を出す必要があるのか」
「具体的な指示すらなく動いてもらうためには事前にどのような準備が必要なのか」
といった様々なハードルを乗り越える必要があるため、一朝一夕には、磨くことが難しいです。
しかし、コツコツと続けていくと、
「○○という分野については、苦手だけれども、丸投げすることなくAさんに上手く任せることができるかもしれない」
といったレベルまで到達することも可能でしょう。
苦手なことも含めて、何もかもあなた自身がやる必要はありません。
思い切って他人に任せる技術を磨きましょう。