【第1295号】弱者支援の固定観念

コミュニケーション
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誰かのための支援をする際に、

「きっとこの人はこれに困っているのだろう」

と仮説を立てながら想像力を働かせることは非常に重要です。

しかし、この仮説、当たり前ですが常に合っているとは限りません。

例えば、

「目が見えない人はきっとこんなことに困っているのだろう」

と予想を立てて製品を作ってみたはいいものの、

「良いですね」

と表面的には言われても、

実は、さほど満足はされていない、ということはあります。

特に弱者支援などになると、

「世の中の弱者と呼ばれる人は、こんな感じで困っているのではないか」

と勝手に予想を立てつつも、

身近な人ではないという理由で、当の本人には何も聞きださない、

あるいは、表面的にはアンケートなどを取っているけれども、本音を話してもらえていない、ゆえに、何を本当は求めているのか、把握できない

といったことはよく起こります。

これは、

「きっとこうなのだろう」

という固定観念やバイアスが存在するのとともに、

「現場を見ない」

「リアルは知らない」

といった現実を見る機会や、見る気がない、といったことによって放置されがちです。

こうして、

「何かそれっぽいことはやっているけれども、実はさほど意味はない」

という支援ばかりが増えてしまう、ということにつながりやすくなります。

誰かに対する支援をする際には、

「きっとこれで喜んでくれるだろう」

と考えていても、

実は、それは相手はさほど求めていなかった

ということはよく起こります。

これはプレゼントなどでも同じようなことが起こりますね。

相手とコミュニケーションを取っていないから、相手の考えていることがわからず、予想だけで動くことになります。

そして、微妙に外してしまい、

「思っていたよりも、さほど、喜んでもらえなかった」

ということが起こります。

「○○は、××だろう」

という固定観念は私たちに楽をさせてくれますが、常に頼りになるとは限りません。

時には、

「これは固定観念ではないか」

「イメージだけで考えていないか」

「バイアスがかかっていないか」

と疑う姿勢も必要なのです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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