【第1312号】見えない「合格発表日」との精神的な闘い

リフレーミング
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世の中には、

いわゆる、

「合格発表日」

が事前に明示されているものと、事前に明示されていないものとに分かれていると考えられるでしょう。

例えば、受験などは、いつが受験日なのかもわかりますし、いつが合格発表日なのかがわかりやすい例と言えます。

泣いても笑っても、

●年●月●日

には結果が出ることが事前にわかっているわけです。

したがって、その時が来たら、合格発表を確認しに行けば、

「上手くできた」

といえるのか、

それとも、

「今回は上手くいかなかった」

といえるのか、

という一定の評価を行うことが可能になります。

しかし、場合によっては、

「そもそも合格発表日なるものがいつ訪れるのか、それすら、正直よくわからない」

といった性質のものがあったりするでしょう。

例えば、

「恋人が欲しい」

などとふと考えたとしても、縁がすぐに訪れるとは限りません。

恋人ができた、できない、といった単純な「合否」であっても、告白をしたとしても、いつ返事がもらえるのかすらよくわからないといった状況になることもあるでしょう。

そのような時、

「そもそも、合格発表日がいつ来るのかわからない」

といったことに対して、大きなストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。

一般的に、

具体的に期限を設定した目標を設定せよ

と言われるのも、

このあたりの「いつどう評価すればよいのかが全く分からない」という問題があるからです。

上記の恋人の例で言えば、

「なかなか返事が来ないし、催促するのも良くなさそうだから、取り敢えず●日までに返事が来なかったら一旦このことは忘れて、他の人との縁に期待しよう」

といった形で、

自分自身で期限を内部的に設定して、それとなく、期限が来るまでに進展がなさそうならば、その時点で気持ちを切り替えるという振る舞いをすることが精神的には重要だったりします。

このように、物によっては、

見えない「合格発表日」と精神的な闘いをしなければならない場合があるので、

その時には、

自ら期限を定めて、その時点が過ぎたら気持ちを切り替えるようにするという技術が必要になるでしょう。

これは、場合によっては、

損切り

をしなければならないということでもあるため、

精神的にこのような損失を受け入れることができるようなメンタリティーが必要になります。

人間には損失回避バイアスがあるため、

例えば、10年以上受験勉強を続けてきた人が頭ではわかっていても気持ちを上手く切り替えられない、といったことになる可能性があるためです。

対策としては、何かに取り組む前に、そもそも「合格発表日」が見えにくい分野だと感じたら、

取り敢えず、一応の期限を自分の中で決めてしまうことです。

このようなやり方をあらゆる分野で行えるようになると、気持ちの無駄遣いをせずに済みます。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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